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zoom RSS 第248回 高負荷は筋量アップの決定要因ではない!

<<   作成日時 : 2012/05/02 16:00   >>

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筋トレは高強度と低強度のいずれで行っても、筋蛋白合成は同じである!
低負荷/高回数でも筋量アップする!


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The Journal of Sports Medicine and Physical Fitness
“Resistance exercise load does not determine training-mediated hypertrophic gains in young men” 
2012 Apr 19
Cameron J. Mitchell, Tyler A. Churchward-Venne, Daniel W. D. West, Nicholas A. Burd, Leigh Breen, Steven K. Baker, Stuart M. Phillips

タンパク質合成率は、栄養サポートにより異なることは言うまでもないが、運動すると急性的に高まることが判っており、長期にトレーニングするによって筋肥大すると考えられてきた。これを検証するためにMcMaster Universityチームが、8名の若者(平均年齢21歳±1歳、BMI:22.61kg±2.1kg)に次の3つの設定条件下でレッグトレーニング(レッグエクステンション)を行わせて実験した。

(1)最大重量1RMの30% x 3セット
(2)最大重量1RMの80% x 1セット
(3)最大重量1RMの80% x 3セット

運動期間は10週間で、頻度は週3回とした。
運動前と後の筋力及び筋量は、脚の外側広筋の筋生検、並びに磁気共鳴装置(MRI)で測定した。

実験結果:
MRIによる測定結果は、いずれも有意な筋量アップを示した(P=0.18)が、単セット高強度は3セット低強度の何と50%にも満たない。
(1): 6.8±1.8%
(2): 3.2±0.8%
(3): 7.2±1.9%

等張性最大筋力はいずれのケースでも高まり、(2)および(3)に差異はなかったが、(1)に比較すると有意に大きかった(P=0.04)

等尺性筋力は有意に高まったものの、グループの差異はなかった(P =0.92)

一回目の筋トレ後1時間の生検で、p70S6Kのリン酸化促進(P<0.05)は、(1)および(3)のみで認められた。

シグナル伝達タンパク質の酸化と肥大の間には相関関係はない。

結論:
低負荷でも疲労限界まで回数を行えば、高負荷のケース同様に筋肥大すると報告している。

余談ながら、
この研究報告に対して、『トレーニング経験のない若者に起こり得ても、長期に行う中ではあり得ない』、『フルテキストを見なことには何とも言えない』、『マシンのプレートやダンベルの数を減らして、利益採算を上げようとするジムの陰謀だ』など色々な反響を呼んでいます。

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追記2016.3.13
Full textが無料公開されたのでチェックしました。矢張り、被験者はレクレショナリーに活発だが、過去1年以上筋トレ経験の無い若者(21 ± 0.8歳)でした。















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