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zoom RSS 第358回 やっぱり高タンパク食にはメリットがある!

<<   作成日時 : 2012/11/21 18:57   >>

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スウェーデン女性を対象とした前向きコホート研究で、低炭水化物・高タンパク食は、心血管疾患のリスク増大につながることが報告された(第349回の低炭水化物-高タンパク食 vs 心血管疾患リスク)。
そこでは、低炭水化物食或いは高タンパク食のいずれが元凶なのか不明だったが、今回の研究で、高たんぱく食には利点があることが分かった。

AJCN米国臨床栄養学会誌 2012年10月24日
Effects of energy-restricted high-protein, low-fat compared with standard-protein, low-fat diets: a meta-analysis of randomized controlled trials1,2,3

背景:
低脂肪のエネルギー制限食で、炭水化物とタンパク質との比率を変えると、減量及び心血管代謝リスクにどうつながるか不明である。

目的:
等カロリーの制限食で、減量、体組成、安静時エネルギー消費量、満腹感と食欲、および心血管代謝リスク因子について、“高タンパク食/低脂肪食”と“標準量タンパク食/低脂肪食”を比較した研究群のシステマティックレビューとメタアナリシスを行う。

デザイン:
米国国立医学図書館が提供しているMEDLINE、EMBASE、PubMed、コクランライブラリーと云った医学やライフサイエンス関する文献データベースの中から、18歳以上を対象者として、“低脂肪食で且つ炭水化物とタンパク質の比率が異なる等カロリー食”を比較した減量試験を同定している文献を使って、システマティックな研究を実施した。
1063名を対象とする24件の試験が組入れ基準を満たした。

結果:
ダイエット期間は平均12.1±9.3週であった。
“標準量タンパク食/低脂肪食”に比べて、“高タンパク食/低脂肪食”では、体重減の加重平均差(−0.79 kg; 95% CI: −1.50, −0.08 kg)、体脂肪量((−0.87 kg; 95% CI: −1.26, −0.48 kg)、中性脂肪(-0.23 mmol / Lで、95%CI:-0.33、-0.12 mmol / L)、LBM減少の緩和(FFM; 0.43 kg; 95% CI: 0.09, 0.78 kg)、安静時エネルギー消費量(595.5 kJ/d; 95% CI: 67.0, 1124.1 kJ/d)で有益な変化があった。
空腹時血糖値の変化、空腹時インスリン、血圧、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロールは、食事療法による顕著な違いは見られなかった(P≥0.20)
“高タンパク食/低脂肪食”での大満腹は、5件中3件の研究で報告されている。

結論:
エネルギー制限された“標準量タンパク食/低脂肪食”に比べて、等カロリーの“高タンパク食/低脂肪食”は、体重、体脂肪量、中性脂肪、LBM(筋肉)および安静時エネルギー消費量で、緩やかではあるがメリットをもたらした。












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