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zoom RSS 第977回 フットウェア vs トレイルランニング

<<   作成日時 : 2016/10/03 06:17   >>

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ずっと従来型シューズで訓練を積んできたトレイルランナーズを被験者として、3つのタイプのフットウェアと神経筋疲労がランニングエコノミー及びバイオメカニクスに及ぼす影響についての研究報告です。

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Medicine & Science in Sports & Exercise:
October 2016 - Volume 48 - Issue 10 - p 1976–1984
Effects of Footwear and Fatigue on Running Economy and Biomechanics in Trail Runners
byフランスUniversité de Nice Sophia Antipolis/Université de Toulon University Savoie Mont Blanc/Le Bourget-du-Lac、ブラジルMidwest State University of Paraná、オーストラリアMurdoch University

目的:
従来型/伝統的シューズを履いて訓練を積んできたトレイルランナーズでは、フットウェアと短距離のトレイルランニングによって誘発される神経筋疲労が、ランニングエコノミーとバイオメカニクスにどのように影響するかについて調べることが本研究の目的である。
方法:
トレッドミルを秒速2.5m(10%上り勾配ランニング)及び秒速2.77m(レベルランニング)で5分間走ってもらい、フットストライク角度だけでなくランニングエコノミーおよび垂直脚部剛性を測定した。これらの測定は18.4kmのトレイルランニング(最大心拍数の訳90%)前と後におこなわれた。ランナーにはミニマリストシューズ(MS)、MS+付加質量(MSm)、または従来型のシューズを履いてもらった。膝伸筋と知覚筋肉痛の最大随意収縮トルクについてもトレイルランニングの前後に評価した。

結果:
トレイルランニング後の最大随意収縮値はすべてのフットウェアで減少し(P <0.001)、神経筋疲労の発生を示していた。
疲労していない状態では、MS とMSmのレベルランニング中にのみ優れたランニングエコノミー(即ち靴の質量とミッドソールの形状との複合効果)が示され、これはフットストライク角度の有意な減少と関連していた(P < 0.05)。
しかし、トレイルランニング後には、アップヒルまたはレベルランニングを問わず、シューズの違いによるランニングエコノミーの有意差は認められなかった。
垂直脚部剛性とフットストライク角のいずれも、従来型シューズに比べてMSとMSmで目立った減少が示された(P <0.05)。
ふくらはぎの痛みは、従来型シューズに比べてMSとMSmで、トレイルランニング後に増した(P < 0.05)。

結論:
これらの所見は、従来型シューズに比べてミニマリストシューズ(MS)及びMS+付加質量(MSm)では、トレイル中には経時的にランニングエコノミーとバイオメカニクスの特定の変化を示した。最小限に軽くしたシューズを経験しているランナーにおけるランニングエコノミーと疲労を伴うフットウェアとの関連を評価するには更なる研究が必要である。

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