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zoom RSS 第999回 全粒穀物への置き換え効果

<<   作成日時 : 2017/03/20 22:18   >>

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American Journal of Clinical Nutrition
First published February 8, 2017
Substituting whole grains for refined grains in a 6-wk randomized trial favorably affects energy-balance metrics in healthy men and postmenopausal women

背景:
全粒穀物がエネルギーバランスのレギュレーションに及ぼす影響については依然として議論の余地がある。

目的:
体重の変化とは無関係に、精白穀物を全粒穀物へ置換えた場合のエネルギー代謝メトリクスと血糖コントロールへの効果を決定すること。

デザイン:
ランダム化比較/パラレルアーム試験
被験者は年齢40〜65歳、BMI<35の男性49名と閉経後の女性32名
2週間の導入期間を設けた後で、被験者を無作為に全粒穀物食群(1日当たり全粒穀物207 ± 39 g/食物繊維40 ± 5 g)または精製穀物食群(1日当たり全粒穀物0 g/食物繊維21 ± 3 g)のいずれかに割り付けた。
いずれも体重維持カロリー食で期間は6週間とした。
エネルギー代謝および体組成の計量、食欲、血糖コントロールのマーカー、および腸内微生物叢を2週間目および8週間目に測定した。

結果:
デザイン通り体重は両群ともに維持された。
全粒穀物の摂取バイオマーカーである血漿アルキルレゾルシノールは、全粒穀物食群で増加したが精製穀物食群では増加しなかった(P-diet-by-time interaction < 0.0001)。

Beta ± SE 変化 (全粒穀物食群/精製穀物食群の対比)は、大便エネルギー密度を除き下記の項目において全粒穀物食群の方が高かった。
安静時代謝率:43 ± 25 kcal/day; P = 0.04
大便量:76 ± 12 g/day; P < 0.0001
大便エネルギー用量:57 ± 17 kcal/day; P = 0.003

エネルギー効果は全粒穀物食群の方が大きく毎日の正味エネルギーロスは92kcal/day (95% CI: 28, 156-kcal/day)高かった。(P = 0.005)
経口グルコース負荷試験(P = 0.10)後の予想摂取量(P = 0.07)と血糖値は、精製穀物食群よりも全粒穀物食群が低くなる傾向にあった。不遵守の被験者を除外すると、大便エネルギー含量および耐糖性の群間差は増加したが、安静時代謝率および予想摂取量における群間差は統計的に有意ではなかった。

結論:
これらの知見は、エネルギーバランスに好影響を及ぼす安静時代謝率および大便エネルギー排泄に全粒穀物がプラス効果を与えることを示唆しており、全粒穀物の消費、体重減少および肥満との間の疫学的関連を説明するのに役立つであろう。この試験はNCT01902394としてclinicaltrials.govに登録されました。

関連論文
American Journal of Clinical Nutrition
First published February 8, 2017
Substituting whole grains for refined grains in a 6-wk randomized trial has a modest effect on gut microbiota and immune and inflammatory markers of healthy adult

上述の二つの論文に対するコメント(論文)
By デンマークCopenhagen大学のInge Tetens教授
Substituting whole grain for refined grain: what is needed to strengthen the scientific evidence for health outcomes?







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