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zoom RSS リバウンド vs. 白血球インテグリン/細胞外マトリックス

<<   作成日時 : 2017/05/27 21:01   >>

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肥満 → 白血球/単球(インテグリン)→ マクロファージ → 慢性炎症 → インスリン抵抗性という図式はご存知のこととは思いますが、いわゆるリバウンドにもこの白血球インテグリン及び細胞外マトリックスが大いに関わっていることが、オランダMaastricht University Medical CenterのNadia et al.から報告されました。

画像


American Journal of Clinical Nutrition
May 2017
vol. 105 no. 5 1054-1062
A role for leukocyte integrins and extracellular matrix remodeling of adipose tissue in the risk of weight regain after weight loss

背景:
は、エネルギー制限食(DI)を介し体重減少(WL)を行うとリバウンドすることが多い。食事制限すると中性脂肪の低減により脂肪細胞量が減少し、細胞内容物と細胞外マトリックス(ECM)との間にストレスを生成する。
これはECM遺伝子の遺伝子変異が体重増加のリスク増加と関連していることを先行研究で観察している。

目的:
本研究では、減量中のECM遺伝子の出現/体重安定期間(WS)とリバウンドリスクとの間の関係を調べた。

デザイン:
無作為化比較試験
被験者は61名の健康な過体重/肥満者
超低カロリー制限食群(500 kcal/1日)または低カロリー制限食群(1250 kcal/1日)のいずれかを割り当てた。
両群ともに制限食後に4週間の体重維持期(WS)を設け9ヶ月間フォローアップした。
本論文ではWLとWSを併せてDIとみなした。
腹部皮下脂肪組織の生検サンプルをマイクロアレイ分析のために採取した。
広範囲のECM関連遺伝子の遺伝子発現の変化はリバウンド率(WR%)と相関していた。

結果:
277個の遺伝子のうち合計26個が、WL/WS/DI期間中にWR%と有意に相関していた。ほとんどの相関は、WS期間中のVLCD群で観察された。 4つの遺伝子が白血球特異的受容体をコードする。これらの遺伝子は26個の遺伝子グループに属し、そのなかでの発現の変化は大きく相関していた(r≧0.7、P≦0.001)。このグループは、2つの生物学的プロセス(白血球インテグリン遺伝子活性およびECMリモデリング)にリンクする3つのサブクラスターに分けられ、インスリン感受性とのリンクも明らかであった。

結論:
これらの知見は、脂肪組織の白血球がリバウンドリスクへ重要であることを示している。 ECM修飾もまた関与していると思われ、我々はインスリン感受性へのリンクを観察した。






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