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zoom RSS ダイエットの意味…音訳 or 外来語?

<<   作成日時 : 2017/06/01 07:21   >>

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雑談あれこれ(^.^)

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今や運動会シーズンもたけなわで、わたしも小学校に通う孫の運動会の応援に参加してきました。場所取りに敷いたシートや来賓やお年寄りのために学校側が用意した大きなテントと椅子は何時もながらの光景ですが、保護者が熱中症対策として日陰を作るために張ったテントが校庭に並んでいるのを見て時代の流れというものを感じました。

お年寄り用のテント席はシルバー席と表示されていました。
シルバーシートという言葉は、JRが国鉄の時代に優先席を設けたことに端を発しています。1973年9月15日の敬老の日に、お年寄りや体の不自由な人のための優先席を山手線、中央線、京浜東北線に設けました。その際、普通座席と色分けするために新幹線の座席カバーの在庫を利用することにし、そのカバーの色がシルバーだったので優先席をシルバーシートと名付けたそうです。
シルバーは銀髪や白髪をイメージさせるので、「高齢者=シルバー」という概念が親しみやすく一般社会に浸透していったのでしょう。

白頭偕老(白头偕老)という言葉があるように、中国や日本では白髪は老人のイメージが強い。ところで、白髪と銀髪の違いは何だろうか?

“銀髪”を和英辞書で調べると、Weblio辞書には主な英訳として“silver hair”、研究社の新和英中辞典では“silver(y) [gray] hairしらが”と記されています。

”白髪“は、Goo辞書では”gray hair/white hair/silver hair“、weblio辞書では”gray hair/canities/silver hair“、研究社の新英和中辞典では”gray hair (半白)/white hair (全白)“と記されており、どうやら日本では白髪と銀髪は概して同様に使われているのが実状のようです。


それでは、英単語“silver”には”高齢者”という意味はあるのでしょうか?
研究社新和英中辞典やweblio辞書で調べてみると、元素の “銀”、“銀食器や銀製品”、音訳してカタカナで“シルバー”、“銀貨”、“銀色”、写真感光材の“硝酸銀”、将棋の”銀将”が挙げられており、お年寄りを意味する訳語はありません。

オックスフォード英英辞書ではsilverの意味の一つとして、「a shiny greyish-white colour…灰色がかった輝白色」、「silvery:shiny like silver; having the colour of silver…銀色あるいは銀様に光り輝く」とあり、例として、“silvery hair”が挙げられています。ここで見落としてはいけないのは、“shiny(輝く)”という単語が付記されていることです。全体の雰囲気や風貌が輝いて見えるお年寄りもおられるが、一般的には“shiny”とは高齢者を表現する言葉ではありません。

文学的な表現として“She gave a silvery laugh”、つまり“彼女は銀色の笑みを浮かべた”というようにも使われます。これもお年寄りの笑みを表すものではありません。

美容分野では、銀髪はplatinum blond(プラチナブロンド)またはtowheadedとされています。いずれもほとんど白に近い金髪で、染髪によるものは前者、天然のものは後者で呼ばれることが多い。白髪は老化した時に髪の色素が抜けて起こる現象で文字通り真っ白であり、銀髪は金髪の中でも特に白に近い色の事を指すようです。

このように英単語silverには高齢者という意味はありません。
しかし、日本では「高齢化社会とシルバー産業」、「シルバー人材センター」、「シルバーカー」というように高齢者の意味で広く使われているのが現状です。
デジタル大辞泉には、カタカナの“シルバー”は多く複合語の形で用いて、“高齢者の/高齢者のための”の意を表す…これは日本での用法であると記されています。

第1回のダイエットの概念”で述べたように、知恵袋には『ダイエットの意味はそもそも食生活であり、減量のことではありません”と一方的に決めつける四角い頭の人たちが散見されますが、この人たちはシルバーについても「そもそも英単語silverとは…」と言い張るんでしょうかね?

「ダンボール」は段ボールと書き、段になったボールのことです。
このボールとは球状のballではなくboardがなまったものです。
これも「ダンボード」が正しいと主張するんでしょうかね?

ドイツで「ミュンヘン」と言っても一向に通じません。
実際には、ミュンシェンとミュンヘンの中間的な「ミュンヒェン」、あるいは英語で「ミュニック(Munich)」と言わなければいけません。
日本人同士の会話でもミュンヘンと言うのは正しくないのでしょうかね?

おまけで言うと、
名字は地名、職業、方角などから由来しています。
山間部に住む海部さん
都会に住む村田さん
そもそも論者は、これもおかしいと指摘するんでしょうかね?

取り纏めると、

知恵袋では質問/回答の履歴をみれば、そもそも論者のダイエット&フィットネスについての知識度や英語レベルは容易に分かります。
英語の達人が英単語について“そもそも論”を展開するのなら傾聴にも値しようが、英語レベルが低いと思しき御仁が「本来ダイエットとは食生活のことで、減量や運動は関係ない…」と断定的に語っても、滑稽であり且つ説得力がない。

英語検定のしかく(資格)を取れば、しかく(四角)い頭は丸くなるかも…

50歩譲って、そもそも論者の言うダイエットの意味が間違っているとは敢えて言いません。つまり、モチベーションやステーション、或いはディナーなどと同様に、ダイエットとは単なる音訳であると定義するなら、英単語dietと同じく “食事”や“食事管理”といった意味で捉えることになるでしょう。しかし、それが正しい定義や概念であると一方的に決めつけて押し付けるなということなんです。現実的にスムーズな対話として成り立っていません。

因みに、Goo辞書やデジタル大辞泉では次のように説明されています。
ダイエット【diet】 の意味は、(1)健康または美容上、肥満を防ぐために食事を制限すること。転じて、何らかの方法で減量すること…「1か月で3キロのダイエットに成功する」「ジョギングでダイエットする」(2)(比喩的に)無駄や余分を削ること…「家計のダイエット化をはかる」


なお、ウィキペディアに掲載されているから正しいと主張する人がいますが、“Wikipediaとは利用者が自由に執筆できる非営利団体ウィキメディア財団が主催するインターネット事典”であり、査読付きの堅牢なエビデンスではありません。


最後に一句、
知恵袋 飛びかう愚説 五月の蠅
プレバトの夏井いつき先生から、こんなの俳句じゃないよって叱られちゃいそうですね。








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