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zoom RSS 断続的 (インターミッテント)ダイエット

<<   作成日時 : 2017/10/06 23:14   >>

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オーストラリアTasmania大学Dr. Byrneらの研究報告によると、継続的にカロリー制限するよりも2週間ごとに断続的にする方がダイエット効果は大きいようだ。

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International Journal of Obesity
19 September 2017

Intermittent energy restriction improves weight loss efficiency in obese men:the MATADOR(Minimising Adaptive Thermogenesis And Deactivating Obesity Rebound) study

背景/目的:
継続的にカロリー制限するより断続的にカロリー制限する方が体重減少の効率性が高まり、更にリバウンドのリスクも軽減するのかどうかについて調べた。

被験者/方法:
51名の肥満男性(BMI 30〜45、年齢25〜54歳)を無作為に、対照群(CON)or インターミッテント群(INT)の2群いずれかに割り付けた。

CON群
23名
39.4±6.8歳
体重111.1±9.1kg
BMI: 34.3±3.0

INT群
24名
39.8±9.5歳
体重110.2±13.8kg
BMI: 34.1±4.0

両群ともに、ベースラインの4週間は体重を一定(weight stabilisation…下図のピンク部分)に保つことで被験者の維持カロリーを決定した。
カロリー制限は維持カロリーの67%
カロリー制限の期間はトータルで16週間(ブルー部分)
カロリー制限後の8週間は減量後維持カロリー(グリーン部分)

CON群では連続して16週間のカロリー制限を連続して行った。

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INT群では、2週間のカロリー制限(2週間I8回=16週間…ブルー部分)と2週間の維持カロリー(2週間I7回=14週間…黄色部分)を断続的に交互に繰り返した。

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体重、脂肪量、除脂肪量(FFM)、安静時代謝量は研究を通して測定した。

結果:
CON群19名およびINT群17名が試験を完遂した。

体重減少はCON群の方が大きかった。
CON群:14.1±5.6kg
INT群:9.1±2.9kg
P<0.001 

脂肪量の減少もCON群の方が大きかった。
CON群:12.3±4.8kg
INT群:8.0±4.2kg
P<0.01

除脂肪量の減少は大きな違いは見られなかった。
CON群:1.8±1.6kg
INT群:1.2±2.5kg
P=0.4

INT群の2週間I7回=14週間…黄色部分の体重の変化は僅かで0.0±0.3 kgであった。

absolute REEの減少に群間差はなかったが(INT群−120±115kcal/1日、CON群−149±133kcal;P=0.5)、体組成の変化を調整するとINT群の方が有意に少なかった(INT群−86±120kcal、CON群−179±119kcal;P<0.05)

結論:
維持カロリーでの休息期間を設けて2:2の断続的なカロリー制限をすることで、より大きな体重および脂肪の減少が見られた。このアプローチで代償性代謝応答つまりREEの落ち込みが減衰したが、食事誘導性体熱産生や運動性エネルギー消費の減少にも歯止め効果があった可能性も考えられる。

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マイコメント:
ダイエットの基本はエネルギー収支バランスを負にすること(摂取カロリー<消費カロリー)ですが、その戦略戦術として “eat less and move more” だけでは不十分かも知れませんね。






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