第10回 インターバルトレーニング


Updated 2011/12/8

High Intensity Interval Training(HIIT)という言葉がありますが、これは「高強度インターバルトレーニング」という意味で、筋肉の減少を抑え、脂肪を減らすためにはベストのやり方であると言われてきました。
高反復回数でショートインターバルのウェイトトレーニングも、勿論インターバルトレーニングですが、一般的に「HIIT」と云えば、ランニング、エアロバイク、自転車などのカーディオタイプの運動のことを指し、例えばダッシュとジョギングを30秒間隔で繰り返し、それを最初は5分間、慣れてきたら漸次時間を延ばしていくといったやり方です。

アスリートがインターバルトレーニングを採用する大きな理由はもう一つあります。
作られた乳酸が多ければ多いほど、生み出させるエネルギーが多くなります。従って、短距離スプリントやウェイトリフティングなど短時間・高強度のスポーツ種目では、乳酸を素早く蓄積し、且つ、大量の乳酸に耐える能力「耐乳酸能力」をつけるためのトレーニングが必要です。これを耐乳酸トレーニングと呼びますが、インターバルトレーニングは耐乳酸トレーニングの基本になっています。

インターバルトレーニングは、体力的にも精神的にも非常に辛いトレーニングです。
ちなみに、インターバルトレーニングでも、より低い有酸素的な強度で行われるものはAerobic Interval Trainingと呼びます。
また、良く似た言葉で、High Intensity Training(HIT)がありますが、これはマイクメンツァーが考案した「1週間に1回で全筋肉群を鍛える」という、低頻度、短時間、ネガティブ動作に重点を置き限界まで追い込むウェイトトレーニング方法のことで、インターバルトレーニングではありません。

<ご参考> 下記コラムにも関連記事が記載されています。
第9回の「EPOCの真相」
第67回の「ミドルエイジに朗報・低強度インターバルトレーニングの効果大なり!」
第94回の「乳酸はエネルギー源である!」
第97回の「インターバルトレーニング vs ランニング vs 筋トレ」
第180回の「らくらくインターバルトレーニングでメタボ解消!」