第105回 冷水を飲むと脂肪燃焼の効果が高まる!?


画像


ダイエット中は冷たい水を飲む方が良い。
その理由は、冷たい水を飲むと、カラダが体温を保とうとして代謝が上がり、脂肪の燃焼が高まるからだと云われています。

ホントにそうでしょうか?

それでは、単純に冷水と体温の関連だけで考えてみましょう。
ミリリットルは容積の単位、グラムは重さの単位ですが、水の場合は1ml≒1gと考えて、話を進めます。
グラス1杯200mlのアイスウォーターを、1日に10回飲むとします。
つまり、1日に合計2リットルです。
体温は37.5度ですから、冷水の温度が4度であれば、その差は33.5度です。
水1mlの温度を1度上げるには1カロリー必要ですから、200mlの場合であれば、体温まで引き上げるには、200x33.5=6700カロリーを要します。
我々が通常使っている単位kcalで表示すると、これは6.7kcalになります。
10杯飲むと6.7kcalx10=67kcalです。
一ヶ月飲み続けると、67x30日=2010kcalです
之を体重に換算すると、たったの0.287キログラムです。
この方法でそれなりの減量をするとなると、計算上では毎日もっともっと、大量の冷水を飲まなければなりません。そんなに飲みすぎると、消化管障害、腎臓の濾過機能障害、水中毒を引き起こしてしまいます。

<関連記事>
第26回の「ミネラルウォーターと水道水」
第52回の「ダイエット開始直後の体重減の正体は水分です」
第62回の「飲料水に関する5つの迷信」