第367回 女性美とナイスプロポーション


このブログでは低体重偏重志向を止めて、サイズ志向になることを推奨しています。
それではどんなプロポーションが素敵なのでしょうか?
どんな女性が美しいのでしょうか?
この写真は、2012ミスインターナショナル世界大会で、日本人として初めてグランプリを受賞した吉松育美さんです。

画像


ミスコンテスト
ミスコンテストは外見だけではなく、知性なども含めた女性の総合的な美しさを競うもので、ミスユニバース、ミスインターナショナル、ミスワールドは、世界3大ミスコンテストとされています。

ミスユニバース
ミスユニバースは、ニューヨークにあるミスユニバース本部の主催で、米国の不動産王ドナルド・トランプのトランプ財団と、米国三大テレビネットワークの一つであるNBCグループが共同で出資しています。その基本理念は「ミスコンテストという枠を越えて、すべての女性の基準となるような、オピニオンリーダーの創造」だとされています。
ミスユニバースは、これまでに児島明子さん(1959年)と森理世さん(2007年)がグランプリを受賞し、沖縄出身モデルの知花くららさんは2006年大会で2位入賞しました。


ミスインターナショナル
ミスインターナショナルは、当初はアメリカのロングビーチ市が開催していましたが、大阪万博のメインイベントにするために、1968年に日本の社団法人国際文化協会が権利を買い取りました。女性の社会進出や貢献を目指す目的が強く、これまで日本代表の優勝者はいなかったが、沖縄で開催された2012年の大会で、日本代表の吉松育美さんが日本人として初の世界一に輝きました。

ミスワールド
歴史的に一番古いのがイギリス発祥のミスワールドで、ミス・ワールド・リミテッドが運営しています。日本代表はミスインターナショナルと同じく、国際文化協会が選出し、世界大会へ派遣しています。2012ミスワールドに出場した五十嵐希さんは、惜しくも入賞を逃しました。ミスワールド世界大会で日本人として優勝した人はいません。

プロポーション比較
森理世さんは身長179 cm 体重58 kg BMI:18.1ですが、B-W-Hが判りません。
知花くららさんは173cm B-W-H 90-60-90cm ウェスト・ヒップ比0.7ですが、なぜか体重を公表していない。
吉松育美さん、五十嵐希さん、児島明子さんの三人に、ハリセンボンの箕輪はるかさんを加えた四人のプロポーションの比較一覧表を作ってみました。

画像


参考
“標準体重”が特に医学的根拠を持たないのに対し、BMIは有疾患率が最も低い22を適正値と設定しています。国連は難民女性が飢餓であると判断するときの基準値をBMI:18.5以下としています。
しかし、BMIはウェスト、大腿部、ヒップなどのサイズが考慮されておらず、内臓脂肪でお腹ポッコリであっても、BMI値が低ければ正常と判定されるので、個人の健康管理や美容指標としては適していません。
そこでBMIの不備を補う新しい測定方法としてBAIが登場しました。
BAIの適正値は21%~33%です

WH比(ウェスト:ヒップ)については、米国疾病予防管理センターは、女性は0.8以下であれば安全という公式声明を出しています。更に、0.7はエストロゲンの最適水準で、糖尿病、心血管欠陥、卵巣がんに罹り難いとされています。
WH比は女性の魅力度(くびれ度)を判定する指標としても注目され、理想とされるのは0.7です。因みに、かつての銀幕の大スターであるマリリンモンロー、ジェーンマンスフィールド、ソフィアローレンは0.6だったと語り継がれています。
児島明子さんも上表の通り何と0.6です。
因みに、児島明子さんが栄冠に輝いた大会の開催地は米国ロングビーチでした。

バスト:ウェスト:ヒップ(BWH)の比率は1.4:1:1.43が理想的と言われますが、これは美容業界が言いだしたもので、そのデータや根拠は定かではありません。

スポーツウーマン
森理世さんはダンサーです。
吉松育美さんは高校総体100mハードルで優勝経験のある元陸上選手で、2012年の東京マラソンに参加しました。
五十嵐希さんはテニスとバレーボールです。
児島明子さんもモデルですが、同時にスポーツウーマンとして知られています。
八頭身と云う言葉は、児島明子さんが優勝してから流行語となりました。

写真は、森理世さん(上)と五十嵐希さん(下)です。

画像


画像


2013ミスインターナショナル
2013ミスインターナショナル日本代表は、出場者26名の中から東京出身の高橋有紀子さんが選出されました。高橋有紀子さんはアパレル販売に従事していますが、女子バレーボール選手&ビーチバレー選手として活躍しました。
準ミスは、大竹さくらさん、飯塚帆南さん、曾田彩乃さんの3名で、この中から後日、2013年ミスワールド日本代表が選出されます。この4名のプロポーションを一覧表にしました。
殆どの人が標準体重より約10kg低く、BMIでは“痩せ”と判定されますが、BAIでは適正値です。くびれ度WH比(ヒップ:ウェスト)は申し合わせたように、四捨五入すると0.7です。グラビアアイドルやレースクイーンが自己申告する数字が0.7なので、何だか意図が感じられますが、当たらずと雖も遠からずと云ったところでしょうか。

画像


この写真は高橋有紀子さんです。
出場者全員の写真と詳細はこちらでご覧になれます。

画像


マイコメント:
実生活に於いても美形ではないのに美しく見える女性と、外形上は整っていても美人に見えない女性がいます。その理由は、“女性の美くしさ”は、顔かたちやプロポーションだけでなく、人間性、潤いの肌、凛とした立ち振舞い、感性、内面性、健康美、教養と聡明さ、艶やかさといった諸要素が加わった“トータルの魅力度”で決まるからだと思います。
グランプリの選出は、開催各地での審査員の質や好みによって、きっと大きく影響されることでしょう。

・吉松育美さん:2012ミスインターナショナル1位(沖縄開催) 審査員

・児島明子さん:1959年ミスユニバース1位(米国ロングビーチ) 審査員

・森理世さん:2007年ミスユニバース1位(メキシコシティ) 審査員

・知花くららさん:2006ミスユニバース2位(ロスアンジェルス) 審査員

・五十嵐希さん:2012ミスワールド無冠(中国モンゴル自治区)グランプリは中国人でした。 審査員