第789回 コンプレッションウェアは筋トレ後の筋力回復を促す


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研究目的:
レジスタンスエクササイズ後のコンプレッションウェア(CG)24時間着用が筋力と血液パラメータ及ぼす影響について調査することである。

方法:
トレーニング歴のある男性9名を被験者として、1RMの70%での8種目x10レップスx3~5セット後に、CG(介入群)又は通常ウェア(対照群)を24時間着用してもらい、両群の筋力回復、血液パラメータ、筋肉痛、上腕、および大腿周囲を比較した。

結果:
いずれも運動後に最大筋力の減少が認められたが(P < 0.05)、運動後3~8時間のチェストプレス1RMの回復はCG群が速かった(P < 0.05)
運動後の最大膝伸展力の回復もCG群が速かった(P < 0.05)
CG群では翌朝の筋肉痛および主観的疲労度も低かった(P < 0.05)
上腕及び大腿周囲は対照群で大きかったが、CG群では変化はなかった。
運動後24時間の血中乳酸、IGF1、遊離テストステロン、ミオグロビン、クレアチンキナーゼ、IL6、及びIL-1受容体アンタゴニスト濃度は両群で差異は認められなかった。

結論:
筋トレ後のコンプレッションウェア着用は筋力回復を促進する。上半身の筋肉回復は運動3~8時間後は有意に改善された。しかし、コンプレッションウェア着用による下肢の筋力回復には長い時間が掛かった。

参照文献
Medicine & Science in Sports & Exercise:
December 2014 - Volume 46 - Issue 12 - p 2265–2270
Compression Garment Promotes Muscular Strength Recovery after Resistance Exercise