第835回 ペニスサイズ世界標準


世界の男性15,521名のペニスの大きさについての調査結果が英国の研究チームから報告あった。長さは平常時9.16cm勃起時13.12cm、太さ(girth)は平常時9.31cm勃起時11.66cmが世界の平均だ。因みに、勃起時の長さ10cm以下は100人中5名で、16cm以上も100人中5名だそうだ。

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BJU International
Mar2 2015
Am I normal? A systematic review and construction of nomograms for flaccid and erect penis length and circumference in up to 15 521 men

目的:
体系的にレビューし、弛緩時および勃起時のペニスサイズ測定のノモグラムを作成することである。

方法:
メタ解析
研究の鍵となる適格基準:標準的な手順を用いた医療専門家によるペニスサイズの測定(サンプルあたり最小50名の参加者)
除外基準:先天性/後天性ペニス異常、既往手術、短小または勃起不全
合成方法:加重平均とプールされた標準偏差およびペニスサイズのノモグラムを生成するための正規分布からの観察20000件のシミュレーション

年齢≧17歳
長さ:恥骨部分から亀頭先端まで(背面)
太さ:カリ首ではなく根元または中間部分

結果:
平常時の長さ(10,704名:平均9.16±1.57cm)、弛緩状態で引っ張ったときの長さ(14,160名:13.24±1.89cm)、勃起時の長さ(692名:13.12±1.66cm)、平常時の太さ(9,407名:9.31±0.90cm)、勃起時の太さ(381名:11.66±1.10cm)のノモグラムが作成された。
弛緩時の引っ張り長さ及び勃起時の長さと体重又はBMI、人差指とペニス長さ、精巣容積と平常時又は引っ張った時の長さ、足のサイズとペニス長さ、年齢とペニス長さについて研究報告にバラツキはあるが総じてこれらの相関は弱い。しかし、弛緩時に引っ張った長さ又は勃起時の長さと身長の間には、一貫してもっとも堅牢な相関が認められた(r=0.2~0.6)

人種別のペニスサイズについての結論は出ない。
Lynnの研究によると、ペニスの長さと太さは黒人種系(サハラ砂漠以南のアフリカの地域)が最も大きく、中間が白人種系(ヨーロッパ、南アジア、北アフリカ)、最も小さいのが蒙古系(東アジア)であるが、これは我々の研究の適格基準除外基準とは合致しない。
我々の研究では白人種系が大部分を占めており、黒人種系は2研究(320名)で蒙古系は2研究(445名)のみである。

制限:臨床現場で行われた勃起の測定は比較的少数であり、研究群間の最大の変化性は弛緩時の引っぱりで見られた。

結論:
ペニスサイズのノモグラムは、臨床や治療設定での男性への助言や学術研究に有用と考えられる。

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