第1069回 果物/野菜を食べると長生きできる?


抗酸化リッチな食事を心掛ければ死亡リスクは低減する!

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Advances in Nutrition
2018/9/20
Dietary Antioxidants, Circulating Antioxidant Concentrations, Total Antioxidant Capacity, and Risk of All-Cause Mortality: A Systematic Review and Dose-Response Meta-Analysis of Prospective Observational Studies

抗酸化物質の摂取量および血中レベルと全死因死亡との関連性は未だ明らかになっていない。PubMed/Scopusを用いて2017年10月までのデータを体系的に検索し、41件の前向き観察研究を選出した。対象者はトータル507,251名で、そのうち全死因死亡者は73,965名だった。ランダム効果メタ分析を行った。

全死因死亡の相対危険度(RR)は下記の通り:

抗酸化物質の血中濃度…最も高い群vs最も低い群
・総カロテン:0.60(95%CI:0.46,0.74)
・ビタミンC:0.61(95%CI:0.53,0.69)
・セレン:0.62(95%CI:0.45,0.79)
・β-カロテン:0.63(95%CI:0.57,0.70)
・α-カロテン:0.68(95%CI:0.58,0.78)
・総カロチノイド:0.68(95%CI:0.56,0.80)
・リコピン:0.75(95%CI:0.54,0.97)
・α-トコフェロール:0.84(95%CI:0.77,0.91)

抗酸化物質の摂取量…最も高い群vs最も低い群
・総カロチノイド:0.76(95%CI:0.66,0.85)
・全抗酸化能:0.77(95%CI:0.73,0.81)
・セレン:0.79(95%CI:0.73,0.85)
・α-カロテン:0.79(95%CI:0.63,0.94)
・β-カロテン:0.82(95%CI:0.77,0.86)
・ビタミンC:0.88(95%CI:0.83,0.94)
・総カロテン:0.89(95%CI:0.81,0.97)

亜鉛、ゼアキサンチン、ルテイン、およびビタミンEについては有意ではないが逆相関が見られた。
非線形用量応答メタ解析では、食事性β-カロテンおよび全抗酸化能、ならびに血中のα-カロテン、β-カロテン、セレン、ビタミンC、および総カロチノイド濃度は線形逆相関を示した。
血中リコピンと食事性ビタミンCはU字型のようだ。

本研究は、抗酸化特性の高い食事を心掛ければ、全死因死亡リスクが低減できることを示しており、私たちの結果は、果物や野菜などの抗酸化物質が豊富な食品をたくさん食べることを推奨する現行ガイドラインに一致する。

マイコメント
何事も過ぎたるは及ばざるがごとし!

あのね トマトにねぇ いくら肥料をやったってさ
メロンにはならねんだなぁ 
トマトよりメロンのほうが高級だ なんて思っているのは
欲の深い人間だけだよ *相田みつを

思いっきりおいしいトマトになりなよ