第1073回 恐るべし高齢者のLove Power!


おじいちゃんというと、隠居して孫をかわいがり、庭の手入れにいそしむイメージが強い。しかし、年を取ったから、或いは、認知症になったからといって、性的欲求がなくなるというのは間違った認識のようです。

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世の高齢者は一体どれほどお盛んなのだろうか?

米国シカゴ大学の研究チームが高齢者の認知状態(正常、軽度の認知障害、認知症)とセックスとの関連を調べ、その結果をJournal of the American Geriatrics Societyで報告しています。

内容骨子は次の通りです。

・自宅で暮らしているアルツハイマー患者は現在では約320万だが、2050年には800万人に増加する見込み。

・National Social Life, Health, and Aging Projectのデータを使って、米国在住の年齢62~91歳の3196名(男性1682名、女性1514名)について調査。

・男性は83%、女性では57%が、法律上の又は内縁の配偶者と同居しており、性的に活発だった。認知能力が損なわれるほどにパートナー数は減少傾向。

・パートナーがいる認知症の高齢者では、男性59%および女性51%がセックス旺盛だった。41%は80~91歳だがセックス旺盛だった。


日本では?

少し古いデータですが、日本性科学会の「中高年セクシュアリティ調査」(2012年)によれば、『70代男性の性欲が活発化しており、「配偶者との性交渉を望む」70代男性は、2000年調査の24%から38%に上昇した。70歳を過ぎても、4割の男性が妻とのセックスを望んでいるのである。そうした性欲は現実には妻ではなく家庭外の女性に向かっている。「過去1年間の配偶者以外との親密なつき合い」が「あった」と答えた人の割合が、60代男性では14%から28%に、70代男性では6%から31%に大幅アップ。女性も60代が3%から15%に、70代でも0%から6%に、いずれも2000年の調査に比べて急増している。』


洋の東西を問わず高齢者は実にお盛んですねぇ!
加山雄三の父親の上原謙さんが、67歳で銀座のホステスと結婚し子供まで作り、その性豪ぶりに世間は驚きましたが、今じゃニュースに値するほどのことでもないですね。
かの大岡越前の母親は“女は灰になるまで生涯現役”と教えました。
老人ホームの入居者同士が恋愛関係に陥ったり、三角関係のもつれでもめたりするのもさもありなんですね。

日本の2015年版の犯罪白書によると、高齢者による性犯罪検挙が30年前の7倍に激増しているそうです。
若い女性は老人のストーカーにもご用心!