第1087回 糖質制限で見た目の老化が顕著で生存率も低くなる!?


糖質制限を強く勧める先生方のお顔が、貧相なバッタやキリギリスと重なって見えるのは小生だけでしょうか…おっと失礼!

画像


Biogerontology
2018/10/3
Carbohydrate-restricted diet promotes skin senescence in senescence-accelerated prone mice
By 東北大学

老化促進モデルマウス (SAMP8)を用いて、炭水化物摂取制限が老化および皮膚老化に及ぼす影響を調べ、長期の炭水化物制限が老化過程にどのように影響するかを調べました。

生後3週齢の雄マウスを、1週間の予備飼養後に高脂肪食群、炭水化物制限食群、対照群(普通食)の3群に割り付けて、50週齢に達するまで好きなだけ食べさせた。

試験の終了前に、grading testを用いてマウスの顕在的/外見的な老化を評価した。
試験期間の終了後、マウスの血清および皮膚サンプルを採取し分析した。

結果として、炭水化物制限群は見た目の老化進行が有意で、生存率も低いことがグレーディング試験で示された。
皮膚の組織学的検査で、炭水化物制限群の表皮および真皮が薄くなっていることが明らかになった。
メカニズムの分析では、血清インターロイキン6の増加、皮膚老化の悪化、皮膚オートファジーの阻害および皮膚mTORの活性化が示された。

本研究は、老化促進マウスの試験で炭水化物制限食が皮膚の老化を促進することを証明したと結論付けている。