第1108回 Nice Body Make…よもやま話ってどんなブログ?


雑談あれこれ(^.^) v

師走まで1ヶ月を切り、あっという間に1年が駆け抜けて行こうとしてます。
このブログへ初めて訪問する方も増えているようですので、暫し佇み総括の意味も込めて、当ブログの特徴について説明を加えておきます。

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このブログの主目的は、巷間に蔓延るダイエット&フィットネスのウソを、科学的エビデンスに基づいて正していくことです。
しかし、一流の医学誌に掲載された査読付きの論文でさえも、残念ながらウソやlimitation(限界)があります。研究論文の内容に潜在的な瑕疵が隠れていても、自分に都合の良い論文のみを単一的または寄せ集めて引用し自説を主張するのは世の常ですから、このブログはこれらの点にも目を向けています。そのためには体系的に理解す必要があり、多くの研究データが引用できるように配慮しています。

ジャーナル四天王と言われるNEMJ/Lancet/JAMA/BMJを初めとしてDiabetesやObesityなど医学誌、並びにNature・AJCN・ACSM・Eur J Appl Physiolなどに掲載の査読付き研究論文、Medscape、一般誌Science Daily、有酸素運動関連ではRunner's world、個人ブログとしてはLyle McDonaldのBody RecompositionやExamine com 、栄養に関してはstephanguyenet.com などが私の主たるデータソースです。

これらの論文タイトル、Introductionの最後部分、Discussion に先ずは目を通し、面白そうであれば研究デザインやアウトカムを精査して、最終的に役立つと思う情報を諤々之臣・不惜一報の精神で発信するよう心がけています。

当ブログは和訳した文章が硬くて分かりにくいと言う方もいらっしゃるようですが、コーヒーブレイクをお読みになればお分かりになるように、私は堅物の石部金吉ではありませんし、好んで難解な言葉を選んでいる訳でもありません。意図的に研究論文(原文)に忠実に、それでも、出来る限り易しくなるようにと配慮しつつ、敢えて直訳の形式をとっています。分かり易い表現で纏めているブログが良ければそちらへどうぞ…当ブログはコマーシャルフリーでブログランキングにも参加していないので一向に構いません。しかし、それらの多くは論文内容を端から信用しており、上述したような隠された潜在的な間違い(bias)は見えてきません。そういう意味では当ブログは初心者向けではないかも知れませんが、理解できる特定の読者層を介して正しい情報が広まればそれでも良いと思っています。理解できるようになれば鬼に金棒です。

ブログテーマ“健康”の記事数が一番多くなっていますが、健康志向を主旨とするブログではありません。単にウェブリブログ規定のカテゴリー区分に合わせているだけで、主な内容は”ダイエット&フィットネス“です。

また、SNSはサービスにより機能や特徴が大きく異なりますが、基本的には人と人との社会的な繋がりを促すものであり、同好の士との充実したコミュニティを形成する利用者が数多くいます。その意味では、当ブログにはコメント欄も無く時代に逆行しています。この機会にその理由を明かします。

ネット上には糖質制限バカ、筋トレ馬鹿、有酸素運動バカ、正真正銘のド阿呆と呼ばれる人たちが大活躍しており、そういう人たちが集いバイアスな誤知識を共有して自己満足しているブログが散見され辟易しています。そんなブログにはしたくはありません。
その他のデメリットも勘案すれば、コメント欄を生かすことに意義が見出せません。読者からの正直な声はコメント欄が無くても他の方法で聞くことが出来ます。

他方、上級者の方からスペシフィックな指摘をいただいても、このような多岐に亘る研究分野におけるエビデンスの是非について、充足的にお答えできる能力など私には備わっていません。そういう方は、このブログ記事をひとつの叩き台として、それぞれご自分で発展的に精査していただきたいと思っています。

また、初心者に関して言うと、晦人不倦とは“相手がなかなか理解しなくても、倦まずに教える姿勢を崩さないこと”を指しますが、これは私が苦手とするところです。それでも一時は、初心者向けとして別サイトを立ち上げ質問も受け付けていましたが、結局は社会的/時間的な制限もあり断念しました。

腕の良いプライマリケア医と会食した時に、『ネットで得た中途半端な医学知識で診察にクレームを付ける患者は扱いにくい。課長クラスにこの手の患者が多い』と愚痴をこぼしていましたが、ブログコメントにもまさにこのような類の輩も多く対応に辟易します。

理想を言えば、水滸伝の梁山泊のようなブログになれば良いのですが、現実的に私には難しい。
このような理由から、コメント欄を設けず一方通行のようなブログとなっておりますが、これからも前向きの姿勢で自分に出来る精一杯のことに挑みながら、しっかりと更新して行きたいと思います。愛読いただき有難うございます。

話が変わりますが、
最近、フィットネス界では肩書や語学力を誇示する自称専門家が目に付くようになりました。世界のフィットネストレンドが示唆しているように、正式な認可を受けたトレーナーは増えてきてはいるようです。だからと言っていきなり学識と経験豊かなフィットネス専門家に変身できる筈もありません。世の中を巧く渡るのに留学経験による語学力や資格・肩書を示すことは、so far決して悪いことではありません。特に過当競争の市場では寧ろ必要でしょう。しかし、やたらと誇示するのは感心しません。
私の周りには、外国語がすこぶる堪能な帰国子女、ハーバード大MBA取得、米国在住15年以上の専門職、東京外大出身の最大手商社マン、大手総合病院の部長、歯科医師会会長、高校校長、大学教授、警察キャリア官僚、最大手企業Board Membersなど多士済々の諸兄がいますが、はっきり言ってできる人ほどそれなりのクセはあるものの至って“謙虚”です。人間性を伴う真の実力こそが英語力や肩書を誇示するよりもっと大事です。

米国では何年も費やして弁護士資格を取っても就職先が容易に見つからない。薬剤師も同様です。IT化(情報技術)/AI化(人工頭脳)がいっそう進んでいく中で、資格・語学力=安泰という考え方は、特にダイエット&フィットネスの分野では、ますます形骸化した時代錯誤なものに化していくような気がします。