第544回 脂肪が蓄積しやすい部位

座りがちな人ほど心膜と胸部内の脂肪が増えます! 摂取した過剰エネルギーは脂肪として沈着します。 皮下脂肪とは皮膚のすぐ下についているつまめる脂肪のことで、内臓脂肪とは、おなかの腸間膜やその周辺にたまっている腹腔内脂肪のことです。いずれも脂肪細胞の中に蓄積されますが、更に余った脂肪はむきだしのまま異所性脂肪として、脳を…

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第543回 チキンナゲットの正体

チキンナゲットは、鶏肉の小片または鶏ひき肉を塊にして、バターやパン粉をまぶして調理した料理だと信じていました。しかし、米ミシシッピ大学のDr. Richard D. Deshazoら3名が、ミシシッピ州最大の都市ジャクソン在の二つの大手フードチェーンのチキンナゲットを調べた処、『一店のものは、筋肉は約50%、残りは脂肪、血管、神経、…

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第542回 骨粗しょう症の改善には最大強度の筋トレがベスト!

骨粗しょう症や骨質減少症に悩む女性が最大負荷で筋トレ(スクワット)を行うと、骨折事故に直結するのではないかとの不安もありますが、逆に最も有効的な方法であることが報告されました。 Journal of Strength & Conditioning Research: October 2013 - Volume 27…

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第541回 高齢化に伴う脚力の低下は持久性運動では防げない

サルコペニア(Sarcopenia)とダイナペニア(Dynapenia)の解釈については複数の意見がありますが、この研究論文では『サルコペニア=加齢による筋肉量減少、ダイナペニア=加齢による筋力減少』と使い分けられています。因みに、ミオペニア(Miopenia)という言葉がありますが、「サルコペニアは加齢が原因の場合のみを指すのに対…

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第540回 運動 vs 薬剤・・・効果的なのはどちら?

運動と疾患リスク低減ならびに長寿との関連についての各種記事が、学術誌の紙面を賑わせています。本ブログでも多くの関連記事を掲載してきました。 直近の研究報告としては、2013年9月30付けの米国心臓協会のジャーナル誌 Hypertensionに “Exercise can lower high blood pressure risk…

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第539回 世界の大学ランキング

総合ではカリフォルニア工科大学が第1位、ハーバード大学が第2位、東大は第23位だが、経済界での順位では、ハーバード大学が1位、東大2位、慶応大学9位となっている。 雑談あれこれ♪(^.^) “The Times Higher Education”より、世界の大学ランキング(2013-201…

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第537回 人気記事Best100

ウェブリブログの人気ランキングは毎日更新されており、当ブログも総合トップ100に出入りするようになりました。最高位は29位です。 当ブログの人気記事ランキングを2015年1月12日付けでアップデートしました。 こちらです↓ 第815回 人気記事ベスト100

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第536回 アナボリック ウィンドウ(筋肥大)

“anabolic window” の意味をご存知ですか? 「window」は御存じの通り「窓」のことですが、「時間帯」という派生的な意味もあります。つまり、これは筋トレの専門用語で、“トレーニング後に炭水化物やタンパク質を摂取することによって筋肥大(筋タンパク同化)を最大限に高める時間枠”のことを指します。 Messrs…

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第535回 果てしなき減塩論争

米国農務省(USDA)およびアメリカ保健社会福祉省(HHS)は、成人のナトリウム摂取量を1日当たり2,300mg(食塩5.84g)、但し年齢51歳以上で高血圧、糖尿病、慢性腎臓病を有するサブグループの人たちは1,500mg(食塩3.81g)とするよう推奨しています。 米国心臓協会(AHA)は、基本的に米国農務省(USDA)…

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第534回 運動時の水分補給

現行ガイドラインは持久性アスリートに “発汗量に見合った水分補給” を推奨しているが、間違っているようだ! 運動時に体重の2%の水分が失われると、体温と心拍数が上昇し、パフォーマンスが低下するとされているが、“0%、-2%、‐3%のいずれの状態でも、直腸温を除いて心拍数・皮膚温・自覚的運動強度に差異が無かった”ことが新研究で報告さ…

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第533回 変形性膝関節症でお悩みの肥り過ぎの方へ!

変形性膝関節症を抱えている人は世界で2.5億人いると云われています。 「10%減量することで、膝の痛みが軽減し、早く歩けるようになり、可動性が改善する」、そして「減量方法は、食事制限のみや運動のみより、“食事制限+運動”が最も効果的である」ことが、ウェイクフォレスト大学のStephen Messier教授を筆頭とする研究チームから…

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第532回 脂肪を蓄積させるASP

(Acylation Stimulating Protein)と言っても、初心者にはきっと馴染みのない単語でしょう。 ASPは主として脂肪組織から分泌され、「グルコース輸送の促進」や「脂肪酸の再エステル化および脂肪分解の阻害の昂揚」などを介して、脂肪組織での中性脂肪の蓄積を亢進させる作用を有していることが報告されています。このため…

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第531回 消費エネルギー vs 睡眠段階

一夜の消費エネルギーは睡眠段階で変わらない。 解説: 睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠4段階の合計5段階に分かれ、その段階を周期的に繰り返していると云われています。ノンレム睡眠の段階3と段階4は熟睡している段階で、徐波睡眠(slow-wave sleep:SWS)または深睡眠とも呼ばれます。 これらの段階は他のそれぞれ…

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第528回 男性の性欲減退はエストロゲン欠乏に因る

従来、性腺機能低下症はテストステロンの欠乏のみに因るものとされてきました。 しかし、20歳~50歳の男性300人以上を対象に調査を行った結果、『エストロゲンの欠乏で性欲の減退が現れ、テストステロンの減少で勃起機能に障害が生じること』、更に『テストステロンは除脂肪体重(LBM)と筋量/筋力に関係し、一方エストロゲンは体脂肪の蓄積に関…

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第526回 リバウンド vs 胃迷走神経/レプチン

目標体重に減量しても維持できているのは約5%の人達のみで、大半は2年以内におデブちゃんに逆戻りしていると云われます。 何故か? 『胃の迷走神経求心性は満腹信号を伝達するが、高脂肪食により肥満になることで損なわれ、通常食に戻し減量しても正常には戻らない。また、通常では摂食を調整することで知られるレプチンも、高脂肪食のケースでは…

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第524回 コメの砒素濃度

米消費者団体が発行する有力誌「コンシューマー・リポーツ」は、1日に1回の頻度でコメを食べると、体内のヒ素濃度が少なくとも44%上昇する可能性があるという調査結果を公表し、コメの摂取量の制限を勧告しました(2012年9月) 同年同月に米食品医薬品局(FDA)もコメおよびコメを使った食品約200種類のヒ素濃度に関する調査の速報値を発表…

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第523回 腸内細菌が代謝に及ぼす影響

肥満/痩身の一卵性双子の腸内細菌をマウスに移植した。 その結果は? “第516回の腸内細菌 vs 肥満” で書いた通り、腸内細菌の多様性と肥満および健康障害(合併症)との関連性が直近の研究で示唆されましたが、その因果関係は依然として解明されていません。 今般、米国Washington University School o…

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第521回 過度な運動 vs 死亡率

近年、過度の運動による健康への悪影響が懸念される中、2013年5月27日付けのウォールストリ-トジャーナルに、 “マラソンはチーズバーガーと同類で健康に悪影響か” と言う記事が掲載されました。 耐久性スポーツのリスクを特に声高に訴えているのは、米国カンサス市の心臓専門医で元トライアスロン選手のDr O'Keefeで、同…

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第518回 肉摂取 vs 死亡率

特に米国では赤肉の摂取が問題となっています。 日本ではどうでしょうか? ソウル淑明女子大学、シアトルFred Hutchinson癌研究センター、ニューヨーク医科大学、広島放射線影響研究所、日本国立がんセンター、そのた多数からなる共同研究チームから、『アジア諸国では赤肉と死亡率との関連性が認められなかった』と云う研究報告が発表さ…

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第517回 腸内細菌 vs 関節リウマチ

関節リウマチ患者の腸内細菌叢は健常者と異なることが明らかに! 関節リウマチ(RA)の発症には遺伝的要因だけでなく、喫煙や感染症などの生活習慣や環境要因も関与していると考えられている。大阪大学呼吸器免疫アレルギー内科の前田悠一氏らは、RA患者では腸内細菌叢が健常人とは異なり、乳酸菌などの通性嫌気性菌が多いこと、生物学的製…

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第515回 果物と2型糖尿病リスク

ハーバード大学公衆衛生大学院(栄養学科)は、“Healthy Eating Plate(ヘルシーな食事献立)”、“What should I eat?(何を食べたら良いの)”で、色とりどりの果物を食べるように推奨していますが、果物の種類までは言及していません。 米国ハーバード大学公衆衛生大学院、英国ケンブリッジ大学、ハーバード医科…

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第514回 筋肉痛にはウォーターメロンジュース!

スイカに豊富に含まれるL-シトルリンはアミノ酸の一種で、一酸化窒素の産生を促すと云われています。ウォーターメロンジュースの抗酸化特性が筋タンパク合成を亢進し、パフォーマンスを高めると云われ、アスリートの間で愛飲されていますが、確たるエビデンスがある訳ではありません。 科学的な裏付けの一つして、スペインのポリテクニカ・デ・カ…

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第513回 フォームローラーの効果

フォームローリングは、パワーを損なわずに可動域を増すことが出来るので、ランニング前のスタティックストレッチングの代わりに良いと云われていますが、激しい運動後の回復ツールとしても有用であることが、カナダのNewfoundlanメモリアル大学より報告されました。 フォームローリング(FR)は、激しい運動後の回復過程で筋肉痛…

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第509回 糖質制限 vs カロリー制限

Q:炭水化物制限の方が総カロリー制限より減量効果が大きい。○かXか? A:答えはXである! 近年、糖尿病治療に関するエビデンスが急増しているが、統計学的解釈が誤っているために正しく理解・活用されていないことが多い。エビデンスは玉石混交であり、“石”のエビデンスにだまされてしまうことすらある。 2013年7月23日…

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第508回 高GI食品 vs 摂食行動

「白パンやジャガイモなどグリセミック指数(GI値)の高い炭水化物を食べると、お腹が減りやすく、報酬・渇望に係わる脳領域の活動が高まる」ことが、米国ボストン小児病院のDavid Ludwig博士より報告されました。 イントロ GI指数とは、ブドウ糖50gを摂取後2時間までの血糖値上昇率を100として、食品の炭水化物50…

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第506回 ノーカロリー清涼飲料水 vs 肥満

ノーカロリー清涼飲料水は意外にも代謝障害を誘発する! 米国パデュー大学の科学的心理学の教授で行動神経科学者であるSusie Swithers博士から、ダイエットソーダは、肥満→糖尿病→心臓病へと健康上の問題に関連することが報告されました。 Trends in Endocrinology & Metabolism …

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第505回 朝食抜き vs 冠動脈疾患リスク

米国成人の13%が朝食抜きで86%が間食している。 朝食抜きと深夜食の冠動脈疾患リスクについての観察研究の結果が発表された。 ハーバード公衆衛生大学院栄養部門のRania A Mekary女史(research associate)から、「朝食が不規則な女性は、毎日規則正しく食べている女性より、2型糖尿病リスクが1.…

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第504回 カロリー欠損でも筋量アップする??

ダイエッターの理想として、食べたものは全て筋肉に取込まれ、運動で使われるエネルギーは全て体脂肪であれば申し分ありません。しかし、人間の体はそのように都合よくは作られておらず、減量すると体脂肪だけでなく筋肉も減少します。 遺伝的に高P-Ratio、つまり “余剰カロリーは筋肉>脂肪へ、減量で減るのは脂肪>筋肉” といった比率の恵まれ…

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第503回 朝食前の運動が脂肪減少にベスト??

朝食前の運動が減量にはベスト? 摂取量<消費量でも筋量アップは出来る? この二つの質問が複数の方から寄せられました。 当ブログでは基本的にQAは行っていませんが、二回に分けて急遽採りあげることにしました。 食前食後の持久性運動に関する研究は、パフォーマンス・筋肉の異化・脂肪燃焼・空腹感・心理学的な要因などをテ…

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第502回 始球式

コーヒーブレイク♪(^.^) 韓国のプロ野球の始球式に、新体操の신수지 (申秀智さん:1991年1月8日生まれ)が登場。彼女の身体能力を生かした信じられないフォームでの投球に、観客も実況席もびっくり! こちら↓ 전 /…

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第501回 不規則な食事 vs 糖尿病リスク

食事の回数と肥満についての研究は数多く報告されていますが、2型糖尿との関連についての研究は限られています。 ハーバード公衆衛生大学院のRania A Mekary女史(research associate)ら研究チームから、「朝食が不規則な女性は、毎日規則正しく食べている女性より、2型糖尿病リスクが1.2倍だった」ことが報告されま…

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第499回 咀嚼回数 vs 糖尿病

咀嚼回数を多くしてゆっくり食べることで糖尿病を予防できる! 滋賀県長浜市に居住する40~74歳の6827名(男性2282名、女性4544名)を対象とした横断的研究で、食事の咀嚼回数と糖尿病のリスクに関連が見られたとの結果が、2013年6月5日付けPLoS ONEに “Mastication and Risk for D…

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第498回 激しい運動をすると食べる量が減る!

運動しない場合や中等度の運動に比較して、非常に激しいインターバル運動を行うと、その後38時間経過しても摂取量が低く抑えられることが分かった。 運動しなかったグループの摂取量は794kcalで、非常に激しいインターバル運動グループの摂取量は594kcal だったと報告されている。 International Journ…

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第494回 視床下部のグルカゴンシグナル伝達は肝臓の糖産生を抑制する

グルカゴンは、cAMP依存性プロテインキナーゼ(PKA)を介して、肝臓でのグリコーゲン分解の促進/グリコーゲン合成の抑制、並びに糖新生を促進し血糖値を高める作用を有しており、インスリンの拮抗ホルモンとして知られています。 しかし、視床下部にも“グルカゴン受容体”、“cAMP”、“プロテインキナーゼ(PKA)”が発現しており、グ…

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第493回 筋トレ vs EPOC

<解説> 運動をすると安静時より多くの酸素が使われることは御貴承の通りです。 EPOC(Excess Postexercise Oxygen Consumption)とは「運動後過剰酸素消費量」を意味し、運動後の回復過程で体は安静時の状態や身体活動に順応する体内プロセスに戻ろうとするため、通常よりも多くの酸素を必要としま…

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第492回 カトラリーが味覚に及ぼす影響

カトラリーとはナイフ・フォーク・スプーンなど食卓用の器具を指します。 お皿のサイズとカラー及びフォーク・ナイフ・スプーンの重さ、サイズ、カラー、形状を変えることで食べ物の味覚が変わるそうなので、カロリー計算が出来ない人たちの食生活改善の一助になるかもしれません ♪(^.^)v  Flavour 26 June 20…

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第490回 低炭水化物食を続けると死亡リスクが増える!?

近年、減量法や糖尿病治療として、炭水化物の摂取量を減らす低炭水化物(糖質制限)食が注目されている。その効果については、どのように理解すればいいのだろうか? 2013年6月26日付け日経メディカルに、国立国際医療研究センター病院 糖尿病・代謝・内分泌科医長の能登洋氏の所見が掲載されています。結論として、1~2年間の低炭水化物…

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第489回 身体能力 vs 心臓突然死

高齢者は、全身持久力だけではなく、筋力、バランス能力、歩行能力などの身体能力も維持・向上させる必要がある。 <福岡大学基盤研究機関身体活動研究所の研究報告> 身体能力を向上させれば心臓突然死が予防できる!? 高齢者の身体能力と安静時心電図補正QT間隔との関係 道下竜馬 他 体力科学 (in press) 20…

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第488回 自律神経の改善には活発な運動を1日20分以上!

わが国は、現在、他の国では類を見ない人口の高齢者が進んでいます。それに伴う医療費の増大は、国の財政を圧迫しています。そのような加齢に伴う疾病の罹患率の増大の背景には、身体活動の減少が原因すると考えられています。高齢者は、若年者に比して、 日常生活の身体活動が30%以上少ないことが報告されており、その結果、有酸素能の低下や筋肉…

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第487回 食後ウォーキング vs 血糖コントロール

掲題に関し二つの研究報告を紹介します。 一つ目はジョージワシントン大学公衆衛生保健サービスの研究論文で、不活発な高齢者のケースでは、運動時間が同じであっても、「食後15分間の断続的なウォーキングの方が、45分の連続ウォーキングより血糖値改善に良いことが分かった」というものです。 もう一つは、オランダのマーストリヒト大学メディカル…

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第484回 ポッチャリ型はホントに死亡率が低いのか???

長寿の秘訣とは何か? 熟睡と一小四多なり! 一小四多とは、小食・多出・多働・多忘・多接である! やっぱり先人の知恵が正しいのでしょうか? 米国立衛生統計センター/疾病対策予防センターのFlegal博士ら研究チームによる、“ポッチャリや肥満気味の方が標準体重より長生きする”という研究結果がJAMA(米国医師会雑…

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第483回 果糖 vs 肝障害

カロリーコントロールしても、果糖は肝障害を引き起こすことが、サルを使った実験で判明した。 <現状> 特に米国では、砂糖の主成分であるショ糖(果糖+ブドウ糖)や高果糖コーンシロップの形で摂取する果糖が、肥満や糖尿病の増加と関連づけられ大きな問題となっています。 英科学誌Natureに掲載された “The toxic …

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第482回 アルコール vs パーキンソン病

飲酒量とパーキンソン病の関係を検討した結果、パーキンソン病リスクは、生粋の「ビール党」では酒量が増えると低下し、ウイスキーや焼酎などの「蒸留酒党」では酒量が増えると高まることが、アメリカの国立衛生研究所(NIH)傘下の国立環境衛生科学研究所(NIEH)より報告された。 PLOS ONE June 19, 2013 …

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第481回 代替医療に警鐘!

代替医療とは、通常医療の代わりに用いられる医療という意味で、各種サプリメント、鍼灸、クリスタルテラピー、アロマテラピー、太極拳など数々ありますが、これらの中で安全性と有効性が実証されているのは三分の一に過ぎないと指摘されています。 サプリメントは増え続けており、食品医薬品局(FDA)によると、54000品種以上のサプリ…

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第480回 ヨガで脳機能が活性化

これまで有酸素運動や筋トレが脳を活性化させることが報告されていますが、“ヨガの源流と云われるハタヨガを20分間行うことで、有酸素運動よりも集中力・学習力・記憶力・遂行力が向上する” という米ウェイン州立大学のNeha Gothe教授の研究結果が、学術誌Journal of Physical Activity and Healthに掲…

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第477回 赤肉は糖尿病リスクを増大させる

牛肉、豚肉、羊肉などの赤肉や加工肉が健康に悪いことは、 「第172回 食事のバランス」 「第448回 カルニチンは動脈硬化を促進させる」 などで触れてきましたが、米国ハーバード公衆衛生大学院のAn Pan博士ら研究チームは約15万人を対象として調査し、4年間で赤肉の摂取量が1日当たり0.5サービング以上増えると、その後4年間の糖尿病…

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第475回 パパが大喧嘩してるんです!

コーヒーブレイク♪(^.^)  子供が110番に通報した 「助けてください」 「パパが男と大喧嘩してるんです」 駆けつけてきた警官が尋ねた 「どちらが君のパパなんだい?」 子供は困った顔をして答えた 「分かりません」 「それが喧嘩の原因なんです」 息子「冬山登山しても…

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第473回 BPA vs 肥満リスク

“9~12歳の少女の肥満とビスフェノールAとの間に強い関連性があること”、而も、“ビスフェノールA(BPA)のレベルが高いと肥満リスクが倍増する”ことが新研究で示された。 <背景> ビスフェノールA(BPA)という有害性の化学物質は、食品用のプラスチック容器に使われるポリカーボネート樹脂や缶詰めの内面塗装に用いられる…

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第472回 ソフトドリンクと虚血性心疾患及び脳卒中発症リスク

清涼飲料の愛飲は、女性の虚血性脳卒中の大きなリスクとなる! JPHC多目的コホート研究(研究班主任:国立がんセンターがん予防・検診研究センター予防研究部部長の津金昌一郎氏)が、全国11保健所、国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、大学、研究機関、医療機関との共同研究として行われています 今般、約4万名の日本人の…

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第470回 アスタキサンチンの効能ホント?

アスタキサンチンはカロテノイドと言われる天然の色素の一種です。 アスタキサンチンの効果・効能として、抗酸化力が強力でビタミンEの1000倍、βカロテンの100倍もの抗酸化力があると喧伝され、アスタキサンチン配合のサプリメントは、脂肪燃焼や持久性パフォーマンスの向上にも効果大とされています。 アスタキサンチン配…

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第469回 報奨金ダイエット

「第421回の“アメとムチ”ダイエット」では、米メイヨークリニックで行われた報奨金ダイエットを紹介しました。 今回はフィラデルフィア小児病院の従業員を対象に行われたものですが、報奨金を個別に授与するより、グループに分けてダイエット成功者で山分けする方が、効果が大きいことが報告されました。 Annals of Inte…

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第467回 ベージュ脂肪細胞 vs 白色脂肪細胞

ベージュ(brite)脂肪細胞と白色脂肪細胞は相互変換する! brite脂肪細胞は寒冷刺激により形成され、温暖環境で可逆的に白色脂肪細胞に戻ることが分かった。 <背景> 脂肪細胞は、白色脂肪細胞(WAT)と褐色脂肪細胞(BAT)に分類されます。 白色脂肪細胞では、脂肪は「油滴」といわれる組織に大量に貯えられ(…

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第466回 LTと乳酸クレアランス

乳酸は単なる疲労物質ではなく、酸化系代謝でエネルギーとして消費されることは、“第94回の乳酸はエネルギー源である” で書いた通りです。 乳酸メカニズムについて未だ十分にご理解されていない方は、併せて次の記事をお読みになると大要が掴めます。 Delano Public School “10 thin…

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第465回 ソーダにはまってませんか?

歯の美しさと健康の鍵はエナメル質です! ソーダは違法薬物と同様に歯のエナメルを浸蝕します! 酸性の飲食物を摂取すると口内は酸性に傾きます。 エナメル質の主成分である「ハイドロキシアパタイト」は酸に弱い性質をもっています。 従って、酸が歯に触れるとエナメル質が一時的にやわらかくなり、エナメル質が擦り減りやすく、この…

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第464回 筋グリコーゲン減少とパフォーマンス向上

福岡大学基盤研究機関身体活動研究所 塩瀬圭佑氏らによる研究論文を引用して紹介します。 筋肉のグリコーゲンを効率的に減らすには? New! 骨格筋グリコーゲンの効率的な減少を目的とした高強度間欠式運動プロトコル 塩瀬圭佑他 体力科学, 60 (5): 493-502, 2011 ヒトの体内にはグリコーゲンと言…

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第461回 サプリβ-アラニンの800m走パフォーマンスへの効果

カフェイン及びクレアチンは、運動パフォーマンスを向上させる合法的なサプリとして良く知られています。最近では、硝酸塩を豊富に含むビートジュースも運動持久力を向上させることが分かりました。これらに加えてβ-アラニンも話題となってきています。 University of Western Australia 2013 Apr…

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第459回 成長期の身長の伸びと筋トレ

成長期に身長(骨)を伸ばすには、カルシウム/ビタミンD/タンパク質などの栄養をとるだけではなく、運動で刺激を与えることも必要です。 水球選手の骨密度は浮力が影響し、ハンドボール選手より低いという調査報告があります。 それでは、筋力トレーニングを沢山やればやるだけ効果が上がるのだろうか? 成長期の骨密度アップに高ボリ…

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第458回 標高と肥満の関連性

一つ目のマップは、米国疾病対策センター(CDC)から提供されたもので、全米の20歳以上を対象とした地域別の肥満率を示しています。 二つ目のマップは標高を示すものですが、標高が低い南部では肥満率の高く、特にネバダ州やコロラド州と云った標高の高い西部では肥満率が低いことが窺えます。 2013年1月29日付けInt…

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第456回 筋肉はどれ位サイズアップするのか?

格闘技界のアリスター・オーフレイムは、人類最強にもっとも近い男と云われています。 ボディサイズは身長195cm、体重121kg(最大時)、胸囲115.7cm、腹囲94.2cm、腕周り45cm、体脂肪率7%とレポートされています。真偽のほどは解りかねますが、アナボリックステロイド服用の噂があります。 アーノルド・シュワル…

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第455回 クレアチンの長期服用はビルダーの腎機能を損なうか?

クレアチン長期服用の安全性は確認されていないのが現状ですが、タンパク質を多く摂るレジスタンストレーニーを被験者とした12週間の実験では、腎機能に影響しなかったことが報告されました。 Journal of the International Society of Sports Nutrition May16 2013…

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第454回 米国での減塩論争

「第419回の食塩の過剰摂取」で紹介したように、米国心臓協会(AHA)は、ナトリウム推奨量を2300mg(食塩5.84g)から1500mg(食塩3.81g)に引き下げました。 これに対して、米国医学研究所(IOM:Institute of Medicine)は2013年5月14日付けで2300mg以下にすることに反対の…

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第453回 腸内細菌アッカーマンシアは肥満を抑制し代謝不全を改善する

アッカーマンシア ムシニフィラ菌と呼ばれる優れた有用菌は、赤ちゃんから年配者まで全ての人間の腸粘液層に存在しています。 この細菌が肥満に伴う代謝不全の改善に有益であることがマウス実験で分かりました。 アッカーマンシア ムシニフィラ菌に関するこれらの知見は、ブリュッセルcatholique de Louvain大学のP…

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第452回 外食はやっぱりダイエットの敵

カロリー、脂質、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、コレステロール、ナトリウムの過剰摂取は、肥満、高血圧、心臓病、糖尿病、及びガンなどのリスクを高めることから、全国チェーンのレストランやファーストフードは、高カロリーで且つ多量の塩分を含む食事を提供しているとして批判されています。 それでは、独立系や小規模チェーン店のメニューにはカロリー表…

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第451回 ガラクタ遺伝子はガラクタである

ジャンクDNAは、染色体あるいはゲノム上の機能が特定されていないようなDNA領域のことでガラクタ遺伝子とも呼ばれ、例えばヒトの場合、転写されたDNAのわずか2%の部分だけが蛋白質に翻訳されるとされてきました。 しかし、第309回のジャンクDNA(ガラクタ遺伝子)で書いた通り、昨年のENCODEプロジェクトで、ガラクタ遺伝子…

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第450回 ビタミンDの適正摂取量

ビタミンDの摂取量は欠乏しても過剰でも問題です。 “第360回のビタミンDサプリは少量が長寿の鍵?” で、ビタミンDの摂取量つまり血清25-ヒドロキシビタミンD(25-OHD)は、低値vs中間値(50–60 nmol/liter)どちらが良いのか疑問を投げかけました。その後3件の主要な研究論文が発表されたので纏めてご紹…

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第449回 腸内細菌は脂肪蓄積を抑制する

京都大学は、奈良県立医科大学、金沢大学、滋賀医科大学との共同研究により、腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸を認識する脂肪酸受容体「GPR43」が脂肪の蓄積を抑制し、肥満・インスリン抵抗性・糖尿病を防ぐ機能を有することを明らかにしました。 このことは腸内細菌や、短鎖脂肪酸の一種である酢酸が食事性の肥満防止に有効である可能性、さらにはこの短…

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第448回 カルニチンは動脈硬化を促進させる

米国クリーブランドクリニックのStanley Hazen博士が率いるリサーチチームにより、red meat(赤肉)に多く含まれ、且つサプリメントしても知られるカルニチンは、コレステロールの代謝を阻害し血管の内壁への蓄積を促進してしまうTMAOの血中濃度を増加させることが、人とマウスを使った実験で判明した。 Nature…

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第445回 深夜に間食したくなるのは何故?

朝は体がまだ眠っているから食べられない! 夜更かしすると口が寂しくなる! 昔からよく言われてきた言葉ですが、深夜の食欲増進や朝の食欲不振には、概日リズムという体内時計が関わっていることが、ハーバード大学メディカルスクール及び附属病院Brigham &. Women's Hospital、並びにオレゴン健康科学大学の共同研究で判明…

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第444回 ベータトロフィン vs 膵β細胞

膵β細胞は、細胞内グルコース代謝を介してインスリン分泌を制御している細胞ですが、糖尿病患者では不足したり十分に産生されません。 ハーバード幹細胞研究所のDoug Melton氏らは、ハワードヒューズ医学研究所(HHMI)との共同で、インスリン抵抗性のマウスを用いた研究により、膵β細胞の劇的な増殖を促すホルモン “ベータトロフィン”…

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第442回 ハプニング

コーヒーブレイク♪(^.^)  ぶらり気ままな1人旅! 北関東地方の下町を散策中、レトロな喫茶店から素敵なメロディが聞こえてきた。 わたしの大好きなショパンのピアノ協奏曲第二番へ短調第二楽章ラルゲット! 素敵な調べとコーヒーの香りに誘われるように店内に入り、憩う至福のひと時を味わった。…

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第441回 食事改善と運動どちらが先?

食事改善が先でしょうか? それとも運動でしょうか? 或いは同時でしょうか? ダイエットは、“量的/質的にバランスの取れた食事”と“適切な運動”が大事です。 しかし、ダイエットの目的は、健康促進、美容(含バルクアップ)、競技パフォーマンスの向上など各人各様で、そのやり方も一様ではありません。 健康促進をターゲ…

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第436回 ヒトはなぜ太るのか? そして、どうすればいいか

2013年4月28日発売予定の『ヒトはなぜ太るのか? そして、どうすればいいか』という訳本がMT Pro(メディカルトリビューン)で取り上げられ、肥満における「カロリー神話」を覆した力作として紹介されています。 この原著は、2007年に発行されたMr Gary Taubes執筆による『Good calorie Bad …

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第434回 健康づくりのための身体活動基準2013

身体活動・運動分野における国民の健康づくりのための取組として、平成18年に「健康づくりのための運動基準2006」及び「健康づくりのための運動指針2006<エクササイズガイド2006>」が発表されました。今般、これらの基準等の策定から6年以上が経過し、身体活動に関する科学的知見が蓄積されていること、また、平成25年度から健康日…

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第433回 妊娠糖尿病

タンパク質の総摂取量では、最も多く食べたグループと最も少なかったグループ間でリスク差はなかった。しかし、その内訳を見ると、動物性たんぱく質の食事でリスクは49%増加し、植物性タンパク質の食事でリスクは31%減少することが分かった。 このブログの随所で書いているように、赤肉は減らして、ヘルシーなタンパク質に置き換えた方が良い…

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第432回 妊婦とビタミンD

ビタミンDの適正摂取量 日本の公式推奨量は、19~50才は200IU、51~69歳は400IU、70才以上は500IUと云われていますが、近年判ってきた疾病予防と云う観点からは、この推奨量は余りにも低いとの指摘が高まっています。 国際骨粗鬆症基金による高齢者の推奨量は800~1000 IU/日となっています。 肥満…

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第431回 赤ワインの長寿効果

第310回のサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)で書いた通り、“サーチュインと長寿の間に因果関係があるというのは幻想だ” という論文が2011年9月21日付け英科学誌Natureに発表されましたが、米国ハーバード大学遺伝学教授のDavid Sinclair氏らは、その直接作用を再度肯定する研究結果を、2013年3月8日付け:米科学誌Sc…

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第430回 ファーストフード vs ファストフード

雑談あれこれ♪(^.^) スローフードとは何ですか? ファーストフードとファストフード、どちらのカタカナ表記が正しいのですか? スローフードと地中海食 ファーストフードを「三省堂 大辞林」「流通用語辞典」「フリー百科事典ウィキペディア(2012/10/08)」で調べてみると、客の注文に応…

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第428回 食事制限による筋肉の減少とサルコペニア

過体重や肥満の閉経後女性を対象とした研究で、食事制限のみでの減量では筋肉が有意に減少するが、中高強度の有酸素運動を追加的に行うと下肢の筋肉の減少量が和らぎ、サルコペニアの予防と治療に有効であることが分かった。 Medicine & Science in Sports & Exercise April 2013 - V…

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第427回 ダイエットの進捗管理

毎月末締めで予測体重(理論値)と実測体重の差異をチェックし、数値を是正・修正していくことで、進捗管理はより正確化していきます。 減量のためのプログラムの作成要領及び具体的なカロリー計算は、第100回の初心者のためのウェイトマネジメントを参照してください。 減量すると、基礎代謝量、生活活動及び運動の消費量も変わる(低減…

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第426回 食べる順番と組合せダイエット

ダイエットに関して、易しいことから難解なことまで沢山の記事を書いてきました。今回は主に初心者の方を対象に、ダイエットの原点に戻ってお話します。 尚、「ダイエット」という単語については、第1回の「ダイエットとウェイトマネジメント」で詳しく触れましたが、この記事の中では「食餌、食事管理、食事制限」という意味合いで使っています。 …

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第424回 バルジの戦い(肥満対策)

3月27日付けのScience Translational Medicineに「腸管の細菌構成が体重の増減、脂肪の減少、グルコース代謝に影響していることが、新たなヒトとマウスの研究で判明した」という興味ある記事が掲載されています。 肥満外科手術として、胃を20~30ccの小袋に分け、そこに小腸をつなぐルーワイ胃バイパス…

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第423回 加工肉は死亡リスクを高める

イントロ 「red meat」と云う英単語が頻繁に登場し、本ブログでは「赤肉」と訳していますが、日本で日常的に使われる「脂身の少ない赤身肉」の事ではありません。 red meatの定義は、文化、地域、経時、業界により異なりますが、「牛肉、豚肉、羊肉(マトン)、馬などの成獣肉で、生の状態での肉色が赤色系であるもの全般を指す…

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第422回 極端な糖質制限食は推奨せず

日本糖尿病学会は、『1日に必要なカロリーを制限する “カロリー制限食(炭水化物50~60%)” を基本とする方針を堅持し、極端な糖質制限食は科学的エビデンスが不十分なので推奨しない』ことを3月18日付けで公式発表しました。 <J-CASTニュース 3月19日(火)18時0分配信> 「腹いっぱい食べて楽々痩せる」と…

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第421回 “アメとムチ” ダイエット

数々のダイエットに挑戦しながら、挫折を繰り返しているあなたへ! 職場の仲間や友人有志を集い、こんなダイエットをやってみませんか? メイヨークリニック(Mayo Clinic)は、クリニックという名前がついていることから小さな診療所を想像しがちですが、全米で最も優れた病院のひとつに数えられている大規模な総合病院です …

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第420回 高齢者の食塩の適正摂取量

2012年11月3日~7日 Los Angelesで開催された第85回米国心臓協会・学術集会で、高齢者の1日当たりのナトリウム摂取量は、多すぎても少なすぎても10年間の死亡リスクが上昇することが報告された(日経メディカル別冊編集) 1日当たりのナトリウム摂取量が多い高齢者は、10年間での死亡率が上昇したと報告された。一…

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第419 食塩の過剰摂取

塩分の過剰摂取 ・ 高血圧を引き起こす。 ・ 高血圧は脳出血や心不全をもたらし、動脈硬化を促進する。 ・ 動脈硬化が進むと、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞を引起こす危険性が高まる。 ・ 塩辛い食品の取り過ぎは胃がんを起こしやすい。 上記に加えて、塩分の過剰摂取は、カルシウムの排泄を促す作用があると云われています。 …

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第416回 日米の死因ランキング

米疾病対策センター(CDC)が2013年3月1日付けで、2010年の米国における国民死亡統計を発表しました。 日本と比較しやすいように一覧表にしました。 註1. 悪性新生物とは、悪性腫瘍のことです。細胞が何らかの原因で変異して増殖を続け、周囲の正常な組織を破壊する腫瘍で、がんや肉腫などがこれに入ります…

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第414回 茶カテキンは澱粉食品のグルコーススパイクを低減する

グルコーススパイクとは、世界中の糖尿病専門医の間で定着している概念ですが、空腹時と食後の血糖値の差が大きいことを指しており、この差が大きくなるほど細小血管および大血管の障害が昂進します。 食後の血糖値は140 mg/dl未満が正常値ですが、糖尿病患者が糖質とるとグルコーススパイクが起こり、血糖値が200㎎を軽く超えて糖尿病患者にと…

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第413回 めまい vs 鍼灸

雑談あれこれ♪(^.^) 先ずお断りしておきますが、此処に書いていることは単なるインフォーメーションとして受け止めて頂き、必ず医師(名医)の適切な判断を仰いでください! めまいの原因はホントに多種多様です。 病気が原因だったり、生活習慣やストレスが原因だったり、中には原因不明のめまいも…

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第412回 夜型の不規則な食事は太りやすい

体内時計は、脳視床下部の視交叉上核にあるもの「主時計」と、全身の末梢にあるもの「末梢時計」の2種類があります。従来は、オーケストラの指揮者と奏者の関係のように、主時計が末梢時計を整えていると考えられていました。 ところが、米国ペンシルベニア大学のGeorgios K Paschos氏ら研究チームによって、幾つかある末梢時計…

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第411回 ランニング消費量の簡単計算

東大の八田秀雄教授が、彼の著書の中でも触れているように、マルガリア博士が発見した“1Kg/1Km/1Kcalの公式” があります。 これは、ランニングの場合には “体重1kg、距離1km当たり大体1Kcal消費する” というもので、体重70Kgの人が10Km走ると約700Kcalを消費することになります。 注目点は走るス…

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第410回 活動量計の精度

活動量計を購入するときはエポックレングスに留意してください。 長いエポックレングスの身体活動計では、日常生活の中での連続した身体活動を精確に評価することは難しい! 速度計により身体活動/運動を正確に評価するための基礎研究(エポック長) BMC Research Notes 18 January 2013 E…

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第409 エクササイズと脂質代謝

運動することで、総コレステロール、中性脂肪(TG:トリグリセリド)、HDL-コレステロール、LDL-コレステロールなど “空腹時/食後の血漿中の脂質プロファイル” が改善することは御貴承の通りです。 今回は「エクササイズと脂質プロファイル」にフォーカスします。 先ずは最近の幾つかの研究を時系列的に整理します。 …

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第408回 エクササイズと血糖値

“運動と血糖値” および “ホルモンの作用” について誤解が多いので説明します。 運動エネルギー発生のメカニズム、及びエネルギー源として脂肪と糖質(グルコース/グリコーゲン)について、先ずはおさらいの意味で、 “第207回の脂肪燃焼 vs 消費カロリー” を再読してください。 血糖値の正常値 高血糖と低…

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第407回 カルシウム摂取量

スウェーデンUppsala 大学のKarl Michaëlsson教授ら研究チームは、61433名の女性を対象とした前向き横断的コホート研究で、カルシウムを1日1400mg以上服用すると、総死亡率、心血管疾患や虚血性心疾患による死亡率が高まることを、Feb13 2013付けBJMで発表しました。 解説 カル…

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第405回 リノール酸は死亡リスクを高める

約40年前のオーストラリアで行われたランダム化比較試験を再解析した結果、飽和脂肪酸をリノール酸に置き換えると、死亡率リスクが高まることが判った。 基礎知識: かつてリノール酸ブームが起こりました。 飽和脂肪酸が多い動物性脂肪はコレステロールを上げ、リノール酸などの多い植物性脂肪は逆に下げるからです。この事実は現在で…

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第403回 飽和脂肪酸と心血管疾患発症率 

随所で書いたように、ハーバード大学公衆衛生大学院は、飽和脂肪は“悪い脂肪”として位置付けています。 更に、乳製品は飽和脂肪の含有量が高く、多量摂取すると、“骨を弱体化させる”、“骨粗しょう症と大腸がんのリスクを低減するが、前立腺がんや卵巣がんのリスクが高まる”という考え方をしています。 飽和脂肪と心血管疾患発症の関連…

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第402回 肥満に関するウソとホント

米国アラバマ大学のKrista Casazza博士らは、有名メディアと科学文献のインターネット検索を行い、肥満関連で科学的に否定されている7つの神話、科学的に否定されていないが証明されていない6つの推測、及び科学根拠のある9つの事実をリストアップし、1月31日付け米医学誌New England Journal of Medi…

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第401回 小顔ダイエットと半身浴ダイエット

愚問: エラが張った大顔を小さくするにはどうしたら良いですか? 珍回答: 近所の拝み屋の婆さん曰く、護摩祈祷ダイエットが良く効くそうです。 友人は仕事で大きなミスをして、げっそり頬がこけました。 お隣の幼稚園児は、「ドラえもんに頼んで、なんでもポケットから、顔がちっちゃくなるカチューシャを出して貰えばいいのに…

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第400回 でんぷん食品と血糖値

前回の記事で、“消化管のグルコース吸収” および “血中から組織中へのグルコースの取り込み(クレアランス)”について少し触れましたが、このことが “消化の遅い澱粉(パスタ)と消化の早い澱粉(パン)が同じ血糖反応を示す” 理由であることを本研究は明らかにしています 米国臨床栄養学会誌(AJCN) Sept18 2012…

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第399回 GIダイエットとGLダイエット

GIとはグリセミック指数を指し、GLとはグリセミック負荷のことです。 糖質 単糖は糖質の最小単位で、ブドウ糖と果糖があります。 小糖(オリゴ糖)は、単糖が2つ結合した二糖類で、蔗糖(砂糖)、麦芽糖、乳糖等があります。 単糖が多数結合したものは多糖類と呼ばれます。 特徴としては、単糖の結合数が少ないほど甘くなり、…

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第398回 糖質制限ダイエット論争

日経メディカル(2013.1.15) 『近年、減量法や糖尿病治療として炭水化物の摂取量を減らす “糖質制限/高タンパク食” が注目されている。数週間~数年間の減量や動脈硬化リスクファクター改善の有効性が示唆されているものの、長期的には明らかになっていない。そこで、欧米の論文9件(対象者272216名、追跡調査5~26年)の…

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第397回 日本人のセックス

英コンドームメーカーDUREX社が実施した「Sexual Wellbeing Global Survey」によれば、年間でセックス回数が一番多いのがフランス人の137回で、アジア地区は相対的に低いが、その中でも日本人は平均103回を大幅に下回る46回で最下位だそうだ。ところが経験人数では、日本人は第三位の12.7人の上位にラ…

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第395回 朝食抜きの有酸素運動の効果

朝食抜きの有酸素運動は食欲を高め、結局は食べ過ぎてしまうと云われていますが、英国Northumbria大学のEmma Stevenson博士ら研究チームはこれを否定し、逆に胃を空っぽにして運動すると脂肪燃焼が20%高まるという研究結果を発表しました。 Northumbria大学のホームページ Lose Fat Fa…

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第394回 ロングブレスダイエット

ロングブレス(深呼吸)そのものに大きなダイエット効果はありません。 Oxycise(オキシサイズ)とは、Oxygen(酸素)とexercise(運動)を結合した造語です。 Jill R Johnson女史によって考案されたもので、その特徴としては、深呼吸(横隔膜)に力点を置き簡単なストレッチを組み合わせたダイエット法…

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第393回 人工甘味料アスパルテームの真実

国際学院埼玉短期大学健康栄養学科による “清涼飲料水中のアスパルテームに関する研究”によると、清涼飲料水中のアスパルテーム含量は4〜79mg/100mlとされています。 厚生労働省の2002年度/2003年度の調査では、アスパルテームの摂取量は、一日の許容摂取量の0.29%で、多いものでも数%と報告されていま…

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第392回 腓腹筋のストレッチ効果

「特定のスポーツ種目を除き、運動前の静的ストレッチのネガティブ効果は、時間に深く関連し、60秒を超えると神経系をこわばらせ、運動パフォーマンスが損なわれる」というのが大方の意見となっています。こんな中で、独立行政法人日本スポーツ振興センター 国立スポーツ科学センターの赤木亮太氏及び.高橋英幸氏の両研究員による「下肢の腓腹筋の静的スト…

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第391回 ミニマリストシューズ

フォアフット vs かかと着地! ベアフット vs ミニマリストシューズ vs ランニングシューズ! 果てしなき議論が続いています。 ベアフットは “裸足” という意味です。 ミニマリスト(最小限主義者)とは、コンピューターや芸術の分野から派生した言葉で、“最小限の美を追求する人たち” を指しますが、現在では「ラ…

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第390回 洋なし型とホメオボックス遺伝子

前々回の記事で紹介した洋なし型についての新説は、脂肪細胞から分泌されるアディポカインに関する研究報告ですが、今回は遺伝子に関する研究で『男女の腹部及び臀部から脂肪組織を採取して調べた結果、臀部の遺伝子の特性は、性差を問わず、腹部の遺伝子と大きく異なっていることが分かった』という論文が、2013年1月1日付で “the journal…

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第389回 魚食品と善玉アディポカイン

アディポカインは、脂質代謝異常や2型糖尿病に深く関与しています。脂肪細胞が肥大化すると、善玉アディポカインの分泌が減り、悪玉アディポカインの分泌が増えます。アディポネクチンは善玉アディポカインで、インスリン感受性の亢進、動脈硬化の防止、さらに血管に作用して血管の障害を防ぎます。悪玉アディポカインには、血栓形成を促進し動脈硬化を進展さ…

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第388回 洋ナシ型はリンゴ型より健康的??

臀部、太腿、腰部に脂肪が蓄積する洋ナシ型よりも、お腹回りに脂肪が付く内臓脂肪型の肥満が、心臓病や糖尿病などの生活習慣病の元凶であり、ウエスト周りが男性85cm以上、女性90cm以上はイエローカードであるとされてきました。 今般、カリフォルニア大学デービス校の研究チームは、「臀部の脂肪蓄積はケメリンやオメンチン‐1の分泌異常に起…

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第387回 IGF-1 vs IGFBP

インスリン様成長因子I(IGF-1)について取り纏めてみました。 インスリン様成長因子I(Insulin-like growth factor1:IGF-I ) IGFにはIGF-1とIGF-2と云う二つの分子種が存在する。IGF-2は初期の発生に要求される第一の成長因子であると考えられるのに対し、IGF-1の発現は…

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第386回 冷水浴と疲労回復感

激しい運動後に14℃の冷水浴を15分することで、体幹温度が大きく下がり、且つ、疲労回復感が得られ、翌日の運動パフォーマンスが向上する。 30℃の温水浴は、入浴しないで回復を待つよりもベターだが、冷水浴に比べると劣る。 British Journal of Sports Medicine 4 January 2013…

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第385回 過体重/肥満と死亡率(システマティックレビュー)

ポッチャリや肥満気味の方が標準体重より長生きする! 肥満と全死亡率の関連性について、Flegal氏ら全米保健医療統計センター、米国疾病管理予防センター、オタワ大学、国立癌研究所のメンバーで構成される研究チームは、97研究/288万人/死亡27万人のシステマティックレビューを行い、その結果が2013年1月2日付けのJAM…

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第384回 腹部脂肪吸引と術後のたるみ

Q:32歳の未婚♀です。腹部の脂肪吸引を考えていますが、術後のたるみや凸凹がとても不安です。脂肪吸引について、否定的なポイントも含めてアドバイスいただければ嬉しいです。よろしくお願いします。 A: 美容整形外科の技術は進んでおり、真っ向から反対するつもりはありません。 しかし、近代的な医療設備もさることながら、最終…

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第382回 姉妹都市 vs 兄弟都市

雑談あれこれ♪(^.^) まるで奥歯に物が挟まったように、随分前から私の中でスッキリしないことがあります。 それは男性名詞と女性名詞です。 姉妹校、兄弟校、姉妹都市、兄弟都市、姉妹会社、姉妹品、兄弟船(演歌)など様々な使われ方がされています。 例えば、 神戸と米国シアトルは姉妹都市…

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第381回 2012年『世界で最も美しい顔100人』

毎年恒例になっている映画サイトTC Candlerの2012年 「世界で最も美しい顔100人」 ランキングが発表されました。 年内の記事は終了の予定でしたが、急遽お知らせすることにしました。 今年は英国女優のEmilia Clarkeさん(写真)が第1位 昨年1位のハリー・ポッターシリーズでお馴染みの英国女優の…

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第379回 ポッチャリとデブの違い

コーヒーブレイク♪(^.^)   ポッチャリ:plump デブ:obesity ポッチャリ:標準高値もしくは過体重 デブ:肥満 ポッチャリ:健康的なイメージ デブ:病的なイメージ ジョーク交じりで次のように言う人たちもいます! ポッチャリ:初々しくて可愛い デ…

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第377回 ヤフー知恵袋

雑談あれこれ♪(^.^) 体験のため、ヤフー知恵袋に初参加しました。 中学生、高校生、20代、主婦、摂食障害or精神疾患の有病者の方などをランダムに選んで、“噛み砕いたような易しい表現” から “栄養学や生理学を盛り込んだ表現”まで、内容を変えてアドバイスをしました。 中高校生からの質問…

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第375回 プロテインの種類と摂取タイミング

ウェイトトレーニングをしている人たちの筋肥大と筋力を最大化させるための、プロテインの種類(ホエイ、カセイン、ソイ、牛乳、必須アミノ酸)及び摂取タイミングに関するレビュー記事です。本研究は、米国ノーザン・イリノイ大学によって行われました。 因みに、米国ユサナ・ヘルス・サイエンス社およびソルトレイクシティにある州立ユタ大学との共同…

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第372回 思春期のダイエット vs 身長

2014年7月31日アップデート 国民の健康の保持・増進、生活習慣病の予防ために参照する エネルギー及び栄養素の摂取量の基準を示す “ 日本人の食事摂取基準(2015年版)案“ が厚生労働省から発表されました。そこに参照体位(参照身長/参照体重)、推定エネルギー必要量 (kcal/日)およびBMIなどについての新しい参照値が記載さ…

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第371回 高校生の睡眠不足と糖尿病リスク

睡眠不足はインスリン抵抗性と糖尿病発症の危険因子です! 睡眠不足は、インスリン抵抗性および糖尿病リスクに影響すると考えられていますが、青少年に関する研究は殆どありません。そこで、米国ピッツバーグ大学の研究チームは、健康な高校生245名(男性116目、女性129名、黒人は137名)を対象に調査した結果、「睡眠不足は、イン…

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第370回 筋力のない青少年は早死にする!

研究目的: 思春期の筋力が、総死亡率と死因別早期死亡率(55歳未満で死亡)にいかに関連しているかを調べることである。 デザイン: 前向きコホート研究 設定: 16~19歳の1 142 599名のスウェーデン男性を対象として、24年間にわたって追跡した。 主要評価項目: 調査開始時に、収縮期血圧および…

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第369回 理想的な体脂肪率

あなたの体は欧米人並みですか? それとも典型的な日本人の標準タイプですか? 体脂肪率は、低ければ低いほど良いというものではなく、低すぎると起こる問題点として、体温の低下、免疫力の低下、ホルモンの分泌異常、ビタミンやミネラルの作用が低減、更にエネルギー産出のため筋肉を分解すると云ったことが挙げられます。 特に、女性の…

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第368回 女子高生の下半身の悩み QA

Q:ヒップと太腿を細くしたい! ヒップと太腿に非常にコンプレックスを持っている高2♀です。 身長は161cmで、体重は食事制限で54kgから50kgまで落としました。 お腹回りや顔は少しほっそりしましたが、ヒップと太腿は変り映えがしません。 ものすごく悩んでいます。どうしたら良いのか教えてください。よろしくお願いします。 …

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第367回 女性美とナイスプロポーション

このブログでは低体重偏重志向を止めて、サイズ志向になることを推奨しています。 それではどんなプロポーションが素敵なのでしょうか? どんな女性が美しいのでしょうか? この写真は、2012ミスインターナショナル世界大会で、日本人として初めてグランプリを受賞した吉松育美さんです。 ミスコンテスト ミスコンテストは外見…

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第365回 アロマテラピーは1時間を超えると有害!

植物由来の芳香性精油は空気中に様々な揮発性有機化合物を放出するが、これらは大気中のオゾンと混合して劣化すると、目や気道の炎症を引き起こす微小の “二次生成有機炭素エアロゾル” と呼ばれる副産物を作りだすことが報告されています。 今回の研究で “1時間を超えるアロマテラピーは、心臓血管に有害性をもたらす” ことが、新たに判り…

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第364回 カルシウムサプリの摂取について

ハーバード大学医学大学院、米国農務省の人間栄養研究センター、ボストン大学などによる共同研究の結果「カルシウム摂取は、食事由来或いはサプリメントに拘わらず、虚血性心疾患の原因となるアテローム性動脈硬化リスクとは関連性がない」ことを発表しました。 AJCN米国臨床栄養学会誌 Nov7 2012 Calcium inta…

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第363回 低タンパク・ベジタリアン食 vs 酸塩基バランス

ベジタリアンの長所を語るとき、「馬や象など菜食動物が優れた持久性をもっていること」、さらに、「スカンジナビアの研究者アストランド博士が、1960年に行った“食事の質と持久力”に関する古典的研究」が引用されます。その研究によると、高速で自転車ペダルを踏み続けることが出来た時間は、[肉の多い食事の人は57分]、[植物性食品の多い混合食で…

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第362回 腸由来セロトニンは空腹順応への多機能決定因子

腸由来セロトニンの合成は空腹によって高まり、肝細胞のグルコース取り込みを防ぐと同時に、脂肪分解と肝臓の糖新生に有益な作用をする。腸由来セロトニン合成を薬理学的に阻害すると、2型糖尿病の高血糖改善に貢献すると考えられる。 Cell Metabolism 18 October 2012 Gut-Derived Sero…

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第360回 ビタミンDサプリは少量が長寿の鍵?

ビタミンDが欠乏すると、心血管疾患/がん/呼吸器感染症/呼吸器疾患/結核/糖尿病など疾患発症や死亡率と関連することが指摘されていますが、適切な服用量については議論が続いており明らかになっていません。最新の研究報告としては、コペンハーゲン大学の研究チームが247,574名の血液サンプルを検査し、血清25-ヒドロキシビタミンDと…

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第359回 女性の浮気も本能?

雑談あれこれ ♪(^.^) 浮気・不倫の違いに大差はないですが、世間一般では、浮気よりも不倫の方が、問題が深いものとされています。つまり、「浮気とは、単に遊び心での一度程度の性的交渉で、セックスによって愛情が芽生えることはなく、今の家庭を捨ててまで結婚する気持はないもの」であり、一方、「不倫と…

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第358回 やっぱり高タンパク食にはメリットがある!

スウェーデン女性を対象とした前向きコホート研究で、低炭水化物・高タンパク食は、心血管疾患のリスク増大につながることが報告された(第349回の低炭水化物-高タンパク食 vs 心血管疾患リスク)。 そこでは、低炭水化物食或いは高タンパク食のいずれが元凶なのか不明だったが、今回の研究で、高たんぱく食には利点があることが分かった。…

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第357回 脂肪吸収をブロックするペプシコーラ!?

定性的な作用を定量的な効果にすり替えて針小棒大に宣伝するのは、今やダイエット業界の常識となっています! 水溶性食物繊維は吸収を抑制しますが、吸収を遅延させるだけの話なのに、いかにもダイエット(減量)に直結するかのようなセンセーショナルな宣伝文句には辟易とします。 サントリー食品は、490ml入りペプシスペシャルを11…

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第356回 筋消耗の分子メカニズム

ミトコンドリアは生きている人間の全ての細胞内に存在し、細胞内の生命活動に必要なエネルギーを供給する役割・機能を持つ器官です。特に筋肉細胞(遅筋)の中に多く含まれ、筋肉の収縮に必要なエネルギー(ATP)を作り出します。因みに、筋肉内のグリコーゲンをエネルギーとする速筋には少ないと云われています。 運動は2種類に大別されま…

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第355回 食物繊維とインスリン感受性 

食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に二大別されます。 食物繊維を多く含む食品: ・水溶性の食物繊維:海藻(ワカメ、昆布、ヒジキ、モズクなど)、こんにゃく、きのこ、果物など ・不溶性の食物繊維:穀類、野菜、豆類、エビやカニの表皮など 水溶性食物繊維の効果として、小腸上部における管腔からの糖質の流入を抑制し、小腸…

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第354回 全身バイブテラピー/ウォーキング・エコノミー/トレーニング中断/マルチサプリ筋トレ効果

「マルチ成分サプリの筋トレ効果」、「全身バイブテラピーの効果?」、「トレーニング中断と骨格筋の記憶」、「ウォーキング・エコノミー」を一括して紹介します。 マルチ成分サプリの筋トレ効果 Journal of the International Society of Sports Nutrition Nov15 2…

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第352回 ブリテンズ・ゴット・タレント

コーヒーブレイク (^.^)v 写真の三人は審査員で、向かって右から、激辛口コメントのサイモンコーウェル(音楽プロデューサー)、アマンダホールデン(女優)、ピアーズモーガン(ジャーナリスト)です。審査員の驚く表情や仕草が、番組を盛り上げています。 “Britai…

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第348回 高低GI値食品の運動パフォーマンスへの影響

グリセミック・インデックス(GI値)とは、炭水化物摂取後の血糖中のグルコース濃度を表す指数のことですが、低GI値と高GI値の食品が、運動のパフォーマンスや脳内麻薬と呼ばれるβエンドルフィン反応にどのように影響するかについての記事が、“Journal of the International Society of Sports…

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第346回 食べる順番を変えると痩せる!?

インスリンの作用 インスリンは、グリコーゲン合成の促進、解糖の促進、糖新生の抑制作用のみならず、脂肪細胞内のトリグリセリド(中性脂肪)の分解を抑制し、血清中のリポ蛋白中のトリグリセリドの分解を促進し、脂肪酸を脂肪細胞内に取り込みます。従って、過剰に分泌されると脂肪細胞内に中性脂肪が蓄積し(肥満)、不足や作用が低下すると血液…

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第345回 摂取したカロリーの体内での吸収と利用

物理的な現象のみならず身体においても、エネルギーは熱力学第一法則(エネルギー保存則)に従って、すべてが何らかの形に変わって保持されている。エネルギー代謝の研究では、エネルギー消費量、エネルギー摂取量の測定のいずれもが測定誤差を含んでいるし、すべてのエネルギーの利用を測定できるわけではない。結果の解釈においては、測定法ごとの測…

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第344回 ハゲと浮腫んだ瞼は心臓病の兆候!

老化の兆候は実年齢ではなく、生理学的/生物学的な年齢が反映される! こめかみの後退した生え際、頭頂部のはげ、まぶたの脂肪性沈着物、耳たぶのしわは、老化の兆候で心臓病リスクの増大と関連する。 心臓発作リスクは57%増大! 心臓病のリスクは39%増大! 米国心臓協会(AHA)科学会議で、コペンハーゲン大学のTybjaer…

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第342回 運動と食事制限が中性脂肪代謝に及ぼす効果

エクササイズと食事制限による中性脂肪代謝の影響の違い、および、そのメカニズムについて男女差があることが明らかにされました。 解説 超低密度リポタンパク質(VLDL)は、タンパク質7%、脂質93%から成り、脂質の約55%はトリグリセリドが占め、そのほか約20%のコレステロールおよびリン脂質…

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第341回 HIIT vs FMD

高強度インターバルトレーニング(HIIT)は、血流依存性血管拡張反応(FMD)を急性的に改善する! FMDとは、血流量の増加により刺激された血管内皮から血管拡張物質亜鉛化窒素が放出され、血管が拡張する反応のことです。 Medicine & Science in Sports & Exercise November …

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第339回 世界のフィットネス・トレンド 2013年

2013年のフィットネス予測を調査するため、米国スポーツ医学会(ACSM)は、世界各地のフィットネス業界関係者3346名を対象にアンケート調査を実施し、その結果が2012年10月29日付けでACSM’s Health & Fitness Journaに掲載されました。 第一位は “フィットネス専門家の育成”が不動の座を…

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第338回 リバウンドに及ぼす三大栄養素の影響

そもそも人間の体は、栄養過剰より栄養不足に対して防衛反応が強いので、減量よりも太る方が簡単です。三大栄養素が減量にどのように影響するかについては、 “第230回のダイエットvs 食事の質” で書きましたが、今回は減量に成功後の体重維持には、低脂肪食、低GI食、超低炭水化物食のいずれが有効かを比較した研究報告を紹介します。 …

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第337回 n-3系多価不飽和脂肪酸αリノレン酸と心血管疾患リスク

αリノレン酸(ALA)と云えば、えごま、クルミ、調合サラダ油、菜種油、大豆油などの植物性食品に多く含まれています。αリノレン酸と心血管疾患リスクとの関連については、賛否両論の研究があり明確になっていません。そこで今回251,049人を対象とした心血管疾患15,327件に関する研究群のメタ解析が行われましたが、結論としては、“αリノレ…

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第336回 プラセボ効果は予測・管理できる!

患者がある療法の有効性をポジティブに期待すると、疼痛を抑制する大脳領域が活性化し、ドーパミンなどの神経伝達物質が、 “プラセボ効果” に関与することが報告されています。 最近では、プラセボ効果は疼痛の分野だけでなく、薬物や臨床試験においても大きく取り上げられていますが、その詳しいメカニズムはまだはっきりしていません 患者が潜在的なプ…

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第334回 低脂肪食ダイエット

肥満問題のすべては摂取と消費のカロリーバランスなのか? それとも栄養源が問題なのか? これは積年のテーマであり、終わりなき議論が続いています。 折を見て「カロリーはカロリー?(仮称)」、「ダイエット vs ビジネス(仮称)」というタイトル記事で、問題点を取り纏めますが、当面は色々な研究論文をランダムに紹介していきます。 …

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第333回 ダイエットと身体醜形障害

ユビキタス社会と言われる現代社会で、TV番組やネット情報の影響を受けて“痩せている=美しい”、“痩せて幸せになる”といったイメージが創り上げられ、若い女性達だけでなく男性の間でも“ヤセ願望”が強くなっています。「身体醜形障害」とはダイエットの域を通り越して、自分の容姿に対するコンプレックスが病的に高まり、極端な低体重など偏ったボディ…

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第332回 単糖類のoverfeedingとカロリー制限が肝臓脂肪に及ぼす影響

アップデート 2015年12月27日 肥満者のケースでは、3週間の炭水化物(単糖類)の過剰摂取で体重は2%増加し、肝臓脂肪は27%増加した。その後6ヵ月の低カロリー食で体重は4%(3.2±0.6kg P<0.000)減り、肝臓脂肪は25%(11.7±1.9%から 8.8±1.8% P<0.05)減少した。 …

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第331回 ATPサプリの長期服用の効果

アデノシン三リン酸(ATP)サプリの単回投与には効果が無いことは既に報告しました。 今回は400mgx15日間の長期投与での効果について実験が行われました。 その結果は? ATPサプリは、反復高強度運動時の筋肉の低ピークトルクとトルク疲労を改善する! Journal of the International …

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第330回 心血管疾患/糖尿病患者の飲酒リスク

中高年の皆さん! 適量の飲酒が全面的に肯定されている訳ではありません。 心血管疾患/糖尿病患者の飲酒を否定する研究論文を紹介しておきます。 心房細動とは中高年者に多い病気で、近年では脳梗塞の重要なリスクとして認識されていますが、そのメカニズムについては未だ解明されていません。 酒は百薬の長と云われますが、欧米での…

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第329回 筋量・筋力アップとプロテイン摂取量

“プロテインスプレッド理論”と“プロテインチェンジ理論”で、筋トレで筋量・筋力を大きくアップさせるには、質の良い高タンパク質の食事とプロテインサプリで摂取量を高める必要があることが同定された。 Journal of the International Society of Sports Nutrition Sept8…

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第328回 概日リズム

概日リズムについては、 “第300回の概日リズムvsメタボリックシンドローム” で詳しく書きましたが、その後2つの新研究が発表されているので紹介します。一つはマウス実験ですが、もう一つは人間を被験者としたものです。 American Journal of Clinical Nutrition August 22, 2…

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第327回 カロリーのイン & アウト

Partitioning(パーティショニング)は、ナチュラルビルダーやアスリートにとっては非常に重要な問題です。 直訳すると“仕切り/分配”という意味ですが、ここでは食べ過ぎたカロリーは何処に行くのか、逆にカロリー不足の時はどうなるのかと云うことを指します。 理想としては、摂取カロリーは全て筋肉に取込まれ、ダイエット中の…

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第326回 飲酒量と心血管疾患リスク

斯くすれば、斯くなるものと知りながら、已むに已まれず仕事柄! こんな身勝手な理由を隠れ蓑に、部下を引き連れ「カロリーより美味を最優先した飽食生活」と「深夜までのはしご酒」を続ける肥満管理職のおじさんたちは必見です。 メタボリックシンドロームの男性にとっても“適量の飲酒は百薬の長”ですが、“過ぎたるは及ばざるがごとし”…

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第325回 超簡単ダイエット

アップデート 2015年12月27日 2015年までに、世界中の3人に1人が過体重、10人に1人が肥満になると予測されています。肥満に伴う健康リスクとして、2型糖尿病・心血管疾患・癌など、さまざまな生活習慣病の危険度が高まることが明らかになっています。 そんな中で、食べ過ぎだけでなく社会的な要因が、世界的な規模で議論されています…

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第324回 ダイエット中の運動前・運動中・運動後の栄養摂取

Q: ダイエット中にもAround Workout Nutritionは続けるべきですか? 「Around Workout Nutrition」とは、「運動前、運動中、及び運動後の栄養摂取」を意味しますが、スマートな訳語が思いつきません。とりあえず「運動と栄養摂取」と訳そうかと思いましたが、今ひとつしっくりしません…

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第321回 高脂肪食は運動しても肥満を誘引する

米国テキサスA&Mインターナショナル大学の研究チームから、“脂肪酸化(燃焼)レベルが低くなくても、脂肪食の摂取比率、特に飽和脂肪酸を多く摂ると、セミプロ並みに持久力運動を行っても過体重を誘引する”ことが報告された。 研究目的: 身体活動は体脂肪の減少と体重増加の防止に貢献します。しかし、定期的にレクレーションとして、或い…

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第318回 栄養補給と運動パフォーマンス

炭水化物(CHO)、分岐鎖アミノ酸(BCAA)、カフェイン共にランニングのパフォーマンスを高めることは既に判っていますが、これらを全て組み合わせて摂取すると、運動中のパフォーマンスと神経筋機能にどのように影響するかについての実験研究が行われました。 方法 無作為化、ダブルブラインド、クロスオーバー方式で、13名の成人男性…

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第315回 寝る前のプロテイン摂取は効果がある 

睡眠中の筋肉の異化(分解)を抑止するために、寝る前はゆっくり吸収されるタイプのプロテインを摂ることで、血中アミノ酸レベルが一定維持できると云われています。今回カゼイン(プロテイン)を使って実験した結果、睡眠中の筋タンパク合成率が亢進することが分かりました。 Medicine & Science in Sports …

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第312回 鍼治療はプラセボ効果ではない!

米国の国立補完代替医療センター(NCCAM)と非営利グループSamueli Instituteの資金援助により、慢性疼痛に対する鍼治療効果の厳格なメタ解析が行われ、その結果が2012年9月10日付で“Archives of Internal Medicine”に掲載されました。 Acupuncture for Chronic …

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第311回 プラセボ効果とノセボ効果

プラセボ効果 プラセボ(偽薬)でも、当人が良く効く薬だと信じていれば治病的効果が生じることを、「プラセボ効果」と云います。薬でなくても、体への一定の刺激、祈祷、儀式、或いは、“おまじない”をした場合でも、同じような効果が生じることがあり、これも「プラセボ効果」と呼ばれます。 フィリピン人の心霊手術が話題になりました。 …

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第310回 サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)

レスベラトロール 溯って、2011年6月12日放送のNHKスペシャル“あなたの寿命は延ばせる”で、ブドウの皮や赤ワインに含まれるポロフェノールの一種である “レスベラトロール” が紹介され、これを摂取することでサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)が活性化し、寿命が延ばせると報道されました。 テレビ朝日では、12月21日“100歳…

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第309回 ジャンクDNA(ガラクタ遺伝子)

ジャンクDNAとは、染色体あるいはゲノム上の機能が特定されていないようなDNA領域のこととされてきました。2012年9月6日(木)12:10付でウィキペディアは最終更新されているものの、実は前日の5日に、アメリカ国立ヒトゲノム研究所”が資金提供をし、世界中の32のラボの440名の研究者による “DNA要素の百科事典(ENCODE…

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第308回 脂肪前駆細胞

骨格筋細胞、褐色脂肪細胞、白色脂肪細胞、第三の脂肪と称されるベージュ脂肪細胞のオリジン(前駆体)や、その分布制御をする因子に関する新事実が分かりました。 背景: 第264回の「白色脂肪細胞の褐色脂肪化」 第269回の「新発見!ベージュ脂肪細胞」 及びその他の関連コラムで、“褐色脂肪細胞が筋細胞を作り出す幹細胞前駆体から…

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第307回 川柳 20選

コーヒブレイク♪(^.^)  1. 「耐えてきた」 そう言う妻に耐えてきた 2. よい家内 10年経てば おっ家内 3. 目について もらった女房 鼻につき 4. 「今から帰る」 妻から返信 「まだいいよ」 5. 円満は 見ざる 言わざる 逆らわず 6. …

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第306回 サリドマイド薬害

胎児の手足や耳に奇形をもたらす強力鎮静薬「サリドマイド」を開発・販売したグリュネンタール社(西ドイツ)が、先週金曜日に初の謝罪声明を出した・・・市場から製品回収してから既に半世紀が経過している。 BERLIN (AP) 2012年8月31日、 医薬品サリドマイド(ブランド名Contergan)は、1950~60年代に妊婦…

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第305回 ビールを飲むならストレートグラス ?

カーブグラスでビールを飲むと、ストレートグラスよりペースが早くなる! ストレートグラスなら平均12分程度、カーブグラスなら7分で、355mlラガービールを飲みきってしまう! お洒落なバーやパブでは、フルートカーブグラス(右から2番目)、タンカード(中央)、カリスグラス、および奇抜でファッショナブルな各種グラスが揃っており…

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第303回 カロリー制限は長寿の秘訣???

長寿の秘訣は熟睡と一小四多(小食・多出・多働・多忘・多接)と云われます。 しかし、米国NIH(国立衛生研究所)傘下のNIA (National Institute on Aging:国立老化研究所)がアカゲザルを使って実験した結果では、カロリー制限は健康面での幾つかの利点はあるが、寿命を延ばす効果はないことが分かり、Aug29 2…

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第301回 夜勤にショックなニュース 

遅番のシフトワーク(交代勤務)は心血管疾患と脳卒中リスクを高める! “深夜勤務と午後交代勤務は、高血圧、糖尿病、肥満の原因になる”という従来の研究報告に加えて、血管系病気とも関連することが新たに分かり、イギリス医師会ジャーナルBMJに、“Shift work and vascular events: systematic …

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第297回 心血管疾患リスクの人は卵黄を食べちゃダメ!

アテローム性動脈硬化症で通院している患者を被験者とした、カナダRobarts研究所の論文が2012年7月31日付けで、カナダのジャーナル誌“Science Direct”に掲載されました。 研究タイトル “Egg yolk consumption and carotid plaque” “卵の黄身と頸動脈プラーク”…

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第296回 ウエスト‐身長比 vs BMI

BMIは「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で算出され、医学的に最も病気が少ない数値として22が標準値なっています。 健康指標として200年近く使用されてきましたが、最近ではBMIの問題点を指摘する声が益々高まっています。 2012年8月14日付けPLoS ONEに、心血管リスク因子とウエスト‐身長比に関する記事が掲…

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第294回 ジョンソン・エンド・ジョンソンの品質問題

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、米国ニュージャージー州ニューブランズウィックに本社を置く、製薬、医療機器、日用品その他のヘルスケア関連製品を取り扱う多国籍企業です。 医薬品関連については、過去3年間で解熱鎮痛剤「タイレノール」や「モトリン」などの市販薬、および子会社のデピュイ・オーソペディクスが製造した「人工股関節」の大規模…

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第291回 糖尿病患者の体重と死亡率

肥満はインスリン抵抗性を引き起こし、血糖コントロールを悪化させるので、肥満や過体重の糖尿病患者には減量が奨められている。 ところが、「標準体重であれば健康的な状態にある」という通説を覆し、血糖値126以上で糖尿病と判定された人のケースでは、肥満より標準体重の人の方が、早死リスクが2倍あることが分かった。 JAMA(Aug…

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第290回 10代の強い瘠せ願望は過体重につながる!

モデルのように痩せたい! お気に入りの洋服を着こなしたい! 好きな男性が細身の女性が好きだから痩せたい! 雑誌、TV、インターネットの影響で、“理想的スタイルは細くなること”と言う風潮がますます高まっています。 写真は、いま人気上昇中の台湾のウェザーガールズです。 ノルウェー科学技術大学(NTNU)による11年…

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第289回 ハゲ治療薬プロペシアの副作用

フィナステリド(プロペシア)は、米国メルク社が開発した男性型脱毛症の医療用医薬品で、世界で初めての『飲む育毛剤』です。 爆笑問題がTVで大々的に宣伝していますが、若者でも永続的な性的副作用を伴うだけでなく、服用を止めても「うつ病」になるリスクが高いことが分かりました! イントロ DHT(ジヒドロテストステロン)とは、男…

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第288回 脂肪合成酵素FASをブロックすると肥満解消!

PPAR-αはファットバーナーで、PPAR-γはファットビルダーです。 脂肪細胞内の脂肪酸シンターゼ(FAS)酵素とタンパク質PexRAPを阻害すると、肥満改善につながることが、マウス実験で分かりました。 FASと聞けば、海外ビジネスに携わっている人は、咄嗟にFree Along SideやBerth Terms(L…

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第286回 筋トレは糖尿病の予防に大きな効果がある

「例えば1日30分週5日と云ったように、定期的にウェイトトレーニングを行う男性は、2型糖尿病のリスクを最大で34%軽減でき、さらに活発なウォーキングやランニングなど有酸素運動をウェイトトレーニングに組み合わせると、最大で59%までリスク低減できるだろう」ということが、米国ハーバード大学公衆衛生大学院と南デンマーク大学の共同研究に…

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第284回 白血球とインスリン抵抗性

肥満によって起こるインスリン抵抗性は、白血球とも関連することが分かりました。 好中球は白血球の一種で、通常は生体内に侵入してきた細菌や真菌類を貪食殺菌することで感染を防ぐ役割をしますが、意外にもインスリン抵抗性に介入することが、カリフォルニア大学サンディエゴ医学スクールの研究チームによって発見され、2012年8月5日付のN…

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第281回 祖先原始人 vs 現代人のエネルギー消費量

現代のライフスタイルは狩猟採集祖先とは明らかに異なっており、これがグローバルな肥満蔓延の原因であると主張されています。しかし、アフリカで伝統的に狩猟採集をしている現在のHadza族と欧米人との消費エネルギー量が同じであることが分かり、この主張に疑問を投げかけています。 PLoS ONEとは、米国ロスアンジェルスと英国ケ…

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第280回 りんごダイエット

りんごが赤くなると医者が青くなる! ウルソル酸は、リンゴ、バジル、ビルベリー、クランベリー、エルダーフラワー、ペパーミント、ローズマリー、ラベンダー、プルーンなどに存在している天然化合物で、化粧品にも使われています。 特に、リンゴの皮はウルソル酸および関連化合物を大量に含んでいます。 PLoS ONE 7(6): …

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第278 うつ病に運動は効果なし!

アップデート 2012/08/02 英国では成人6人に1人が心の病気を患っており、その中でも一般開業医に最も相談が多いのは “うつ病” だと云われています。うつ病は今や社会的問題となっており、医学的な指導としてエクササイズが奨められてきましたが、“通常のケアに追加的に運動を行っても効果は無い”ということが、英国Bris…

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第276回 新科学 vs ミイラ

雑談あれこれ♪(^.^) チリとアルゼンチンの国境付近の標高6700mの高山で、1999年に3体の子供のミイラが発見された。 インカ帝国の豪華な副葬品と一緒に、まるで生きているような姿で見つけられた(写真)。 クスコから連れてこられ、食事と酒が振舞われ、酒に酔い満腹になった状態で死んだミイラである。 …

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第275回 水着コレクション2013

  コーヒーブレイク♪(^.^)  写真は “Rio de Janeiro the Blue Man Summer 2013” です。 今年のトレンドはカラフルプリントです。 7月20日、米国マイアミで “ファッションウイーク マイアミスイム 2013” が開催され、Agua Bendit…

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第274回 砂糖は有害

特に米国では、砂糖の主成分であるショ糖(果糖+ブドウ糖)や高果糖コーンシロップの形で摂取する果糖が、肥満や糖尿病の増加と関連づけられ大きな問題となっています。 引用文献 国際オーソモレキュラー医学会ニュース 論説: Robert G. Smith, PhD 日本語訳監修:Dr姫野友美(ひめのともみクリニック) 20…

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第273回 高果糖コーンシロップの危険性

先ずこちらの動画をご覧ください↓ “高果糖コーンシロップ(ブドウ糖-果糖シロップHFCS)の危険性” コーンシロップ(Wikipedia) トウモロコシの澱粉を酵素、酸で分解し糖に変えた糖液で、異性化糖と異なり、ブドウ糖の含有率が高く粘性が高い。 高果糖コーンシロップ(Wikipedia) 異性化糖(h…

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第272回 スポーツドリンクの真実

スポーツドリンクは、“スポーツ”というネーミングから、運動や競技を行う際には飲む必要があるものだと、殆どの人がそのように思っています。ところが、スポーツドリンクにはアスリートのパフォーマンスを有意に高める特別な成分は入っておらず、真実は、体内への浸透をコントロールし、正常な細胞活動に必要な酸塩基バランスを維持する物質である電…

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第271回 女性の悩み・・・下半身太りを解明する!

“第944回 体重の増減が体組成および体脂肪分布に及ぼす影響” でアップデートしているので参照してください。 基礎知識 脂肪細胞の数は乳児で通常50~60億ですが、幼児期と思春期に増加し、健康な成人では250〜300億になります。典型的な過体重の大人は約750億、重度の肥満者では2500~3000億の…

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第270回 “体脂肪率の初期値” vs “体組成の変化”

引き締まったボディメイクにはダイエット or 筋トレどちらが先ですか? 従来は、ダイエット(減量)を始めるに際して、先ずは筋量アップを図るべきだと奨められてきました。筋肉を大きくするには、3-4週間以上ハードトレーニングを行い、良く食べることが肝要で、そして代謝が上がればダイエットがより効果的に進むと言う訳です。 か…

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第268回 高強度インターバルトレーニング

高強度インターバルトレーニングは、“High Intensity Interval Training”のことで、頭文字をとって“HIIT”とも呼ばれ、『高負荷(最大限)の無酸素域のエクササイズと、低負荷の有酸素域のエクササイズを、交互に繰り返して行うトレーニング方法』のことで、ランニング、サイクリング、縄跳び、トレッドミル、エリプテ…

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第263回 熱産生(体温)

体内の熱産生を起こす諸因子 1.基礎代謝: 基礎代謝量の約60~70%は体温保持に必要な熱量で、残りが心肺活動や肝臓の循環器系活動、筋活動と内分泌系の神経活動です。基礎代謝の内訳は、骨格筋/脂肪組織/肝臓/脳/心臓/腎臓/その他で、基本的に老化に伴い代謝能力は低下しますが、現在の簡便な計測方法では体表面積(身長x体重…

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第262回 肥満すると筋肉内に脂肪が蓄積する(霜降り肉)

摂取した過剰エネルギーは「皮下脂肪」や「内臓脂肪」として蓄えられます。 内臓脂肪とは、おなかの腸間膜やその周辺にたまっている「腹腔内脂肪」のことです。 いずれも脂肪細胞の中に蓄積されますが、更に余った脂肪はむきだしのまま「異所性脂肪」として、脳を除く全ての内臓や筋肉などに取り付きます。異所性脂肪は第三の脂肪とも呼ばれます。 今回は…

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第261回 中国ダイエット茶

中国ダイエット茶は2大別されます。 一つは、緑茶や黒茶に代表されるCamellia Sinensis(ツバキ科チャノキ)です。 もう一つは、ある種の刺激性下剤を入れた各種ハーブ茶です。 今回は、後者のセンナやルバーブのような緩下剤ハーブから作られたダイエット茶について説明します。 結論から先に言えば、こういったダイエット…

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第260回 ノルディスカDNAダイエット

センセーショナルに喧伝されるダイエットの正体については、前回の「リセットダイエットの甘い誘惑」でご理解いただけたと思いますが、今回も引き続きダイエット関連の話題を取り上げます。 2012年5月23日のTV番組「世界仰天ニュース」で “ノルディスカダイエット”が紹介されました。 その内容は、『爪から個人の遺伝子DNA情…

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第259回 リセットダイエットの甘い誘惑

日本人の常識は外国人の非常識! ダイエット界の常識は世界の非常識! 高炭水化物から低炭水化物へ かつて米国農務省が、栄養学者のNathan Pritikin氏の主導で科学的根拠のない食事ガイドを作りました。35歳で心血管疾患を患った彼の経験から作られたその内容は、「低タンパク・低脂肪・高炭水化物」で、炭水化物60%…

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第258 AMPkは代謝制御の主要因子です!

ダイエット(脂肪減少)と筋量アップの同時並行での両立が難しい理由を詳しく書いています! 最近の研究により、AMP活性化タンパク質キナーゼ(AMPk)は、グルコース取込みと利用/脂肪酸の摂取と酸化/消化etcの調節に関与することが明らかになり、肝臓、骨格筋、脂肪酸、脳など体全体の代謝調節においても重要な役割を担うと考えられて…

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第256回 食事の回数 vs 筋量

肥満と食事の回数に関しては、 「第76回ダイエットと食事の回数」と「第85回ダイエットと食事の回数(続報)」で説明しているので、ここでは、“食事の回数とタンパク質が、バルクアップやダイエット中の筋量維持にどのように影響するのか”について詳しくお話します。 ボディビルダーの世界では、「1日2.5~3時間毎、6回以上に分割して…

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第253回 テストステロン 

アップデート 2013年11月21日 アナボリックステロイド 1935年に発見された物質テストステロンは、経口摂取されず、注射により体内に投与しても速やかに肝臓で代謝によって活性を失ってしまう・・・すなわち作用時間が短いという性質を有していた。そこで、テストステロンの代替物としての合成薬の開発が望まれるようになった。 …

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第251回 牛乳は有害!?

牛乳を飲んで丈夫な骨作りをしましょう! 子供の時から当たり前のように聞かされてきました。 でも、牛乳を飲むと本当に丈夫な骨になるのでしょうか? 米国では酪農業界から年間3億ドルのお金が、宣伝費/支援金/基金/献金など様々の名目で、栄養士、大学教授、研究者、政治家、スポーツ選手、芸能人など個人や団体に支払われているそうだ。因みに…

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第246回 格付けランキング

コーヒーブレイク (^_^)♪ 道端三姉妹といえばカレン(右端)、ジェシカ(中央)、アンジェリカ(左端)の3人で、全員がファッションモデルとして活躍しています。ずっと前の話ですが、三女のアンジェリカがゲストして某TV番組に出演していた時、おネエ系ヘアメイクアーティストの小椋ケンイチ(おぐネエ)が登場し、…

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