テーマ:健康

第1136回 2型糖尿病DiRECT研究をレビュー

DiRECT研究は2型糖尿病患者ではベータ細胞機能が不可逆的に失われるという従来のパラダイムを覆すものだと主筆者は強調しています。 『Diabetes Remission Clinical Trial (DiRECT)』は、その名称が示す通り“糖尿病の寛解についての臨床試験”であり、英国のニューキャッスル大学のロイ テイラ…
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第1135回 糖尿病の食事療法としての低脂肪食の位置づけ

前回の ”第1134回 低脂肪食のメリットと科学的根拠?” の続きです。 米国糖尿病学会 米国糖尿病学会も低脂肪の考え方に準拠してきたが、2013年に『全ての糖尿病患者に有用と決定づけられる理想的な食事パターンはない。糖尿病患者にとって、どの食事パターンを選ぼうとも重要なのは総エネルギー摂取量である』『食事のパターンは、…
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第1134回 低脂肪食のメリットと科学的根拠?

前回の “第1133回 低カロリー/低脂肪の食事が全米を席巻するまでのプロセス” の続きです。 低脂肪食にどのような優位性があるのか? 心血管疾患 心臓病による死亡率は1950年から1998年までに何と53%減少したことが報じられた…J Nutr 1998 Feb “History of recommendat…
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第1133回 低カロリー/低脂肪の食事が全米を席巻するまでのプロセス

油・脂と言えば「体に悪そう」「太りそう」というイメージを持つ人が多いのではないしょうか? 私たちは長い間、“健康のために脂質の摂り過ぎには注意しましょう”と教えられてきました。 健康診断で中性脂肪やコレステロール値が高いと、“脂っこい食事は控えてください”と医師から注意されました。 しかし、日本動脈硬化学会は「食事…
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第1132回 ダイエットで体重が減らない本当の理由!

久し振りにLyle McDonaldのダイエット記事を紹介します。 どなたにも理解しやすいように意訳しました。 ダイエットの鍵…あなたが痩せない理由は? 先ずは巷間に流布する代表的な都市伝説について説明します。 <都市伝説> ・インスリンレベルが高いから ・炭水化物を食べるから ・Sugar ・…
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第1131回 ちょっとひどいんじゃないの? 江部センセ

雑談あれこれ 💣⚡💥 「米国糖尿病学会の“食事療法に関する勧告2013年”で、糖質制限ダイエットは正式に受容されました」「カロリー制限食はすでに時代錯誤の代物です」と、まるで第二次大戦時の戦果を誇張した大本営発表のように、江部センセは得意げに語っていましたね。 ところが、 “第1124回 江部医師が糖質制限の真実をポ…
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第1129回 糖尿病診療ガイドライン2019(日本糖尿病学会)

日本糖尿病学会が “糖尿病診療ガイドライン2019” をonlineで公開しました。 江部医師・山田医師らが主唱する糖質制限を推奨していません! 注目の食事療法は第3章です。ぜひ全文をお読みいただきたいが、茲ではその中でも我々の最大の関心事である「栄養摂取比率をどう定めるべきか?」と「炭水化物の摂取量は糖尿病の管理にどう…
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第1128回 ケトン産生食の長期的な有効性と安全性!?

糖質セイゲニストに朗報です。 2型糖尿病患者262名を対象とした2年間のアプリ遠隔医療による研究で、『低炭水化物ケトン産生食を選択したグループは、血糖値・インスリン・HbA1c・体重・血圧・トリグリセリド・肝機能および炎症の改善が見られたこと、投薬依存が減ったこと、骨密度に悪影響しなかったこと、更に、好転53.5%/寛解率17.6%だ…
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第1126回 肥満は病気として認識されるべきか?

米国医師会は2013年6月の年次総会で肥満を疾患と認定しました。 この決定を巡って、「代謝的に健康な肥満は存在する」、「健康なデブなどいない」、或いは「肥満者の健康は一時的な状態に過ぎない」といった賛否両論の見解が出ています。 英国でもこの課題について専門家がBMJで論争しています。 Science Daily 20…
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第1125回 歳をとるにつれて体重が増えるのは何故か?

多くの人が加齢に伴う体重増加を体験している。 この問題を解消するには、脂質代謝回転(脂質の蓄積および除去する能力)が脂肪組織量をどのように調節するのかを理解することが重要だそうだ。 スウェーデン・カロリンスカ研究所のArner & Spaldingら研究チームは、『加齢に伴い脂質の除去率が低下し、脂質の取込みが相互に調整でき…
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第1124回 江部医師が糖質制限の真実をポロリと吐露!!

江部医師を強弁家や詭弁家と評する人もいます。「強弁」は筋の通らない自分の考えや言い訳を押し通すために強引な主張をすることで、「詭弁」は言葉巧みに相手を騙すことです。二者択一では私はズル賢いイメージを持つ詭弁家だと思います。 過日TV番組に江部医師が登場し、「お腹いっぱい食べて楽々痩せる」、「お肉をいくら食べても太らない」、…
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第1123回 糖尿病 vs 身体活動/運動

一部の糖毒教過激派は排他的に糖質制限食の絶対優位性を主唱し、町の脚自慢のおじさんは“ジョギングを励行することで脂質プロファイルと血糖が全て正常になった”と言い、“高強度の筋トレで2型糖尿病が治った”という筋トレ愛好家もいます。 糖尿病と運動についての研究は当ブログでも幾つか取り上げましたが、米国糖尿病学会(ADA)は運動療法につい…
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第1120回 食欲の真実

運動するとお腹が空いて食欲が高まるのでダイエットには逆効果である。 これってホントですか? いいえ、間違った考え方です! 食欲の制御 食欲/摂食は多くの経路で複雑な制御を受けていますが、'homeostatic(恒常的)制御 or hedonic(快楽的)制御に2大別されます。 前者は、脳では視床下部や脳幹…
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第1117回 ADAコンセンサスレポート2019年版…追記

Update 2019/5/30 本邦で糖質制限の第一人者を自負するE医師が、「米国糖尿病学会のコンセンサスレポートの中でエビデンスが最も豊富であるとして、糖質制限食が一番積極的に推奨されています」とはしゃいでおられる。 根も葉もない誤報だとは言いませんが、自分勝手な解釈に基づいた誇大喧伝です。 同医師が言うよ…
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第1116回 糖尿病/前糖尿病の食事療法:ADAコンセンサスレポート2019年版…Part-3

糖尿病患者のための最善の減量プランは何でしょうか? 減量のためには、主要栄養素の配分や食事パターンに関係なく、エネルギー収支バランスが欠損となる食事プランを続けることが成功のために重要です(160-163)。糖尿病患者を対象にした主要栄養素の様々な組成による食事プランを調査した研究は多いですが、体重、A1C、血清脂質、…
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第1115回 糖尿病/前糖尿病の食事療法:ADAコンセンサスレポート2019年版…Part-2

糖尿病食事療法はどのように定義され提供されていますか? 国立医学アカデミー(以前は医学研究所)は、「食事療法とは、栄養素または全食物の摂取を変更することによって、疾患や健康状態を治療すること」と大まかに定義しています(7)。糖尿病の食事療法を補完するために、ヘルスケアチームのメンバーは、糖尿病患者が個々のニーズを満たす…
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第1113回 糖尿病・前糖尿病患者に個別化された食事プランを推奨…コンセンサスレポート 2019年版

米国糖尿病学会(ADA)から“Nutrition Therapy for Adults with Diabetes or Prediabetes(糖尿病/前糖尿病を患っている成人のための食事療法)に関するコンセンサスレポート”が発表されました。この新しいコンセンサスレポートは、ADA 2014 position statem…
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第1109回 2018年エクササイズ指標(米国HHS)

アメリカ保健社会福祉省(HHS)が、“健康づくりのための身体活動ガイダンス第2版”を2018年11月12日付で発表しました。 JAMA/Special Communication November 12, 2018 The Physical Activity Guidelines for Americans …
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第1108回 Nice Body Make…よもやま話ってどんなブログ?

雑談あれこれ♪(^.^) v 師走まで1ヶ月を切り、あっという間に1年が駆け抜けて行こうとしてます。 このブログへ初めて訪問する方も増えているようですので、暫し佇み総括の意味も込めて、当ブログの特徴について説明を加えておきます。 このブログの主目的は、巷間に蔓延るダイエット&フィットネスのウソを、科学的エビデン…
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第1107回 世界のフィットネストレンド予測(2019年)

毎年、米国スポーツ医学団体American College of Sports Medicineは世界各地のフィットネス専門家を対象にアンケート調査でフィットネストレンドを予測しています。 本ブログでは2014年を最後にして静観していましたが、 “2019年の世界フィットネストレンド調査” が発表されたので久し振りに取り上…
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第1104回 ダイエット/リバウンドの真実 Part-2

ダイエットによる体重の減少が適応熱産生(Adaptive Thermogenesis=AT)に及ぼすインパクトはどのくらい大きいのか、また、減量後の維持期にも同様に影響するのかどうかは私たちの大きな関心事です。 写真は、“第100回 初心者のためのウェイトマネジメント”でも紹介しましたロシアの売れっ子モデルIrina-…
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第1103回 ダイエット/リバウンドの真実 Part-1

管理栄養士や自称ダイエット専門家の多くが、ダイエットに失敗する理由として次の4点を強調しています。 これらアドバイスのどこが間違いなのかあなたは分かりますか? はじめに 適応熱産生(adaptive thermogenesis=AT)とは、減量時と増量時に伴うエネルギー消費量の変化のことです。各アイ…
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第1101回 タマゴは糖尿病のリスク因子ではない?

肉は2型糖尿病リスクの独立因子だが、卵はそうではないという米国ロマリンダ大学からの報告です。 ちょっと待ってください! タマゴはいくら食べても良いんだと早とちりしないように! この研究はAmerican Egg Board (AEB)から資金提供を受けています。AEBの使命は研究、教育、宣伝を通じてタマゴと卵製品の需要を促進す…
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