本研究では、継続的リモートケア介入群(CCI群)にはアプリが割り当てられ、医療従事者が遠隔医療により、栄養性ケトーシスを達成・維持するための個別指導をおこなった。第1128回 ケトン産生食の長期的な有効性と安全性!?の延長で3.5年の追跡調査です。
Journal of the Endocrine Society
May…
“第1141回 新型コロナウイルスとインフルエンザについての考察”で紹介したWilliam Grant et al.による新研究について、Google翻訳も質が良くなっているので全文の和訳は割愛することし、ここでは解説とコメントを思いつくがままに順不同で書きます。
この論文では、ビタミンDは、ウイルスの複製率を低減させる抗…
Diabetes Care
Position Statements
5. Lifestyle Management: Standards of Medical Care in Diabetes—2019
医学的栄養療法の内容骨子を和文でまとめたので参考になさってください。
<推奨事項およびエビデンス評価>
…
Diabetes Care 2019 May; 42(5): 731-754.
Nutrition Therapy for Adults with Diabetes or Prediabetes: A Consensus Report
糖尿病または前糖尿病の成人のための栄養療法:コンセンサスレポート
この…
米国糖尿病学会(ADA)から“Nutrition Therapy for Adults with Diabetes or Prediabetes(糖尿病/前糖尿病を患っている成人のための食事療法)に関するコンセンサスレポート”が発表されました。この新しいコンセンサスレポートは、ADA 2014 position statem…
二重標識水法はエネルギー代謝測定のゴールデンスタンダードと言われています。
“この二重標識水法で超低炭水化物ダイエットがエネルギー消費量を高めることを測定した”というLudwigらによる研究報告がありますが、これは方法論としてホントに正しいのか論議すべき問題であるとDr Kevin Hallは力説しています。
bio…
炭水化物-インスリンモデル(CIM)を主唱するDr David S Ludwigらによる研究では、低炭水化物食にすると高炭水化物食に比べて1日当たりの総エネルギー消費量が209~278kcal、又は、炭水化物のエネルギー比率が10%低下するごとに50~70kcal増加したそうだ。減量体重の維持および心血管疾患の予防には、脂質を減らす…
腸内細菌叢の組成がダイエットに関係しているそうです。
Mayo Clinic proceedings
Gut Microbial Carbohydrate Metabolism Hinders Weight Loss in Overweight Adults Undergoing Lifestyle Interven…
完全菜食を促す米国の非営利組織PCRM(Physicians Committee for Responsible Medicine)らからの研究報告です。
Nutrients
2018/9/14
A Plant-Based High-Carbohydrate, Low-Fat Diet in Overweight …
スクラロースは1976年にイギリスでテイト&ライル社により、砂糖を基に開発された人工甘味料の一つで、24時間後にほぼ100%が代謝・分解されることなく排泄されるため血糖値やインスリン値にも影響を与えないといわれてます。
American Journal of Clinical Nutrition
2018年9月Vo…