テーマ:栄養素

第1152回 COVID-19終息までに何人が死ぬのか?

米国ジョンズ・ホプキンズ大学の集計によると、2020/5/16の時点で新型コロナウイルス感染症による死者が世界全体で31万人を超えた。 1~2日ごとに1万人以上の死者が増える状態が1カ月半以上にわたって続いており、被害拡大は衰えていない。感染者は460万人を上回った。 集団免疫率 一般的に集団免疫が機能するには「Z>1…
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第1149回 ビタミンDはCOVID-19の感染・重症化リスクを軽減する

ハーバード大学医学部の教授、且つ、マサチューセッツ州ボストンにあるブリガム・アンド・ウィメンズ・ホスピタルの予防医学部門のチーフでもあるDr. JoAnn Mansonも当ブログで取り上げた研究論文を引用して、ビタミンD補給が新型コロナウイルスの感染リスクと重症化リスクを軽減する可能性があることを指摘しています。 Meds…
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第1142回 新型コロナウイルス vs ビタミンD

“第1141回 新型コロナウイルスとインフルエンザについての考察”で紹介したWilliam Grant et al.による新研究について、Google翻訳も質が良くなっているので全文の和訳は割愛することし、ここでは解説とコメントを思いつくがままに順不同で書きます。 この論文では、ビタミンDは、ウイルスの複製率を低減させる抗…
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第1141回 新型コロナウィルスとインフルエンザについての考察

新型コロナウィルス感染者が増えています。 2020/4/23で国内感染例11,993人です。 死者は299人です。 連日マスコミは恐怖を煽るような報道をしています。 他方、厚生労働省の人口動態調査によれば、季節性インフルエンザによる日本国内における死亡者数は、2015年は2,262人、2016年は1,463人、2017年…
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第1134回 低脂肪食のメリットと科学的根拠?

前回の “第1133回 低カロリー/低脂肪の食事が全米を席巻するまでのプロセス” の続きです。 低脂肪食にどのような優位性があるのか? 心血管疾患 心臓病による死亡率は1950年から1998年までに何と53%減少したことが報じられた…J Nutr 1998 Feb “History of recommendat…
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第1133回 低カロリー/低脂肪の食事が全米を席巻するまでのプロセス

油・脂と言えば「体に悪そう」「太りそう」というイメージを持つ人が多いのではないしょうか? 私たちは長い間、“健康のために脂質の摂り過ぎには注意しましょう”と教えられてきました。 健康診断で中性脂肪やコレステロール値が高いと、“脂っこい食事は控えてください”と医師から注意されました。 しかし、日本動脈硬化学会は「食事…
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第1131回 ちょっとひどいんじゃないの? 江部センセ

雑談あれこれ 💣⚡💥 「米国糖尿病学会の“食事療法に関する勧告2013年”で、糖質制限ダイエットは正式に受容されました」「カロリー制限食はすでに時代錯誤の代物です」と、まるで第二次大戦時の戦果を誇張した大本営発表のように、江部センセは得意げに語っていましたね。 ところが、 “第1124回 江部医師が糖質制限の真実をポ…
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第1129回 糖尿病診療ガイドライン2019(日本糖尿病学会)

日本糖尿病学会が “糖尿病診療ガイドライン2019” をonlineで公開しました。 江部医師・山田医師らが主唱する糖質制限を推奨していません! 注目の食事療法は第3章です。ぜひ全文をお読みいただきたいが、茲ではその中でも我々の最大の関心事である「栄養摂取比率をどう定めるべきか?」と「炭水化物の摂取量は糖尿病の管理にどう…
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第1128回 ケトン産生食の長期的な有効性と安全性!?

糖質セイゲニストに朗報です。 2型糖尿病患者262名を対象とした2年間のアプリ遠隔医療による研究で、『低炭水化物ケトン産生食を選択したグループは、血糖値・インスリン・HbA1c・体重・血圧・トリグリセリド・肝機能および炎症の改善が見られたこと、投薬依存が減ったこと、骨密度に悪影響しなかったこと、更に、好転53.5%/寛解率17.6%だ…
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第1117回 ADAコンセンサスレポート2019年版…追記

Update 2019/5/30 本邦で糖質制限の第一人者を自負するE医師が、「米国糖尿病学会のコンセンサスレポートの中でエビデンスが最も豊富であるとして、糖質制限食が一番積極的に推奨されています」とはしゃいでおられる。 根も葉もない誤報だとは言いませんが、自分勝手な解釈に基づいた誇大喧伝です。 同医師が言うよ…
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第1116回 糖尿病/前糖尿病の食事療法:ADAコンセンサスレポート2019年版…Part-3

糖尿病患者のための最善の減量プランは何でしょうか? 減量のためには、主要栄養素の配分や食事パターンに関係なく、エネルギー収支バランスが欠損となる食事プランを続けることが成功のために重要です(160-163)。糖尿病患者を対象にした主要栄養素の様々な組成による食事プランを調査した研究は多いですが、体重、A1C、血清脂質、…
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第1115回 糖尿病/前糖尿病の食事療法:ADAコンセンサスレポート2019年版…Part-2

糖尿病食事療法はどのように定義され提供されていますか? 国立医学アカデミー(以前は医学研究所)は、「食事療法とは、栄養素または全食物の摂取を変更することによって、疾患や健康状態を治療すること」と大まかに定義しています(7)。糖尿病の食事療法を補完するために、ヘルスケアチームのメンバーは、糖尿病患者が個々のニーズを満たす…
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第1113回 糖尿病・前糖尿病患者に個別化された食事プランを推奨…コンセンサスレポート 2019年版

米国糖尿病学会(ADA)から“Nutrition Therapy for Adults with Diabetes or Prediabetes(糖尿病/前糖尿病を患っている成人のための食事療法)に関するコンセンサスレポート”が発表されました。この新しいコンセンサスレポートは、ADA 2014 position statem…
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第1112回 炭水化物(糖質)と脂肪についての論争

こちらで取り上げた研究論文は、初心者の方にも分かるように簡単に説明すると、『目標体重まで減量出来ても、殆どの人が1~2年でリバウンドしている。体重が減るとエネルギー消費が低下することはよく知られた現象だが、食事の栄養構成がこの適応熱産生(adaptive thermogenesis)にどのように影響するかはよくわかっていなかった。し…
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第1111回 二重標識水によるエネルギー消費量の測定は正しいのか?

二重標識水法はエネルギー代謝測定のゴールデンスタンダードと言われています。 “この二重標識水法で超低炭水化物ダイエットがエネルギー消費量を高めることを測定した”というLudwigらによる研究報告がありますが、これは方法論としてホントに正しいのか論議すべき問題であるとDr Kevin Hallは力説しています。 bio…
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第1110回 低炭水化物食が減量後維持中のエネルギー消費量に及ぼす影響

炭水化物-インスリンモデル(CIM)を主唱するDr David S Ludwigらによる研究では、低炭水化物食にすると高炭水化物食に比べて1日当たりの総エネルギー消費量が209~278kcal、又は、炭水化物のエネルギー比率が10%低下するごとに50~70kcal増加したそうだ。減量体重の維持および心血管疾患の予防には、脂質を減らす…
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第1101回 タマゴは糖尿病のリスク因子ではない?

肉は2型糖尿病リスクの独立因子だが、卵はそうではないという米国ロマリンダ大学からの報告です。 ちょっと待ってください! タマゴはいくら食べても良いんだと早とちりしないように! この研究はAmerican Egg Board (AEB)から資金提供を受けています。AEBの使命は研究、教育、宣伝を通じてタマゴと卵製品の需要を促進す…
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第1099回 有酸素運動は腸内細菌のバランスを変える

食事内容を変えなくても有酸素運動をすることで、いわゆる善玉と呼ばれる腸内細菌アッカーマンシアが増加し、悪玉プロテオバクテリアが減少することが判ったという、フィンランドのユヴァスキュラ大学/ツルク大学らから報告です。 ダイジェスト 運動が腸内微生物を変えることは最近の研究で示唆されている。 本研究では、セデンタリ…
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番外: One size fits all?

・糖質制限は誰にとっても最高のダイエットである! ・カロリーは重要ではない! ・炭水化物-インスリンが肥満の元凶である! ・お肉はいくら食べても太らない! B層の知識レベルが低い人たちに向かって、相変わらず得意顔でこのように↑語り続ける医療関係者のみなさんへ 当ブログのhot topicで紹介している記事を…
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第1094回 腸内の善玉菌 vs 悪玉菌

腸内細菌叢の組成がダイエットに関係しているそうです。 Mayo Clinic proceedings Gut Microbial Carbohydrate Metabolism Hinders Weight Loss in Overweight Adults Undergoing Lifestyle Interven…
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第1092回 人工甘味料が腸内細菌に及ぼす有毒性

腸内細菌についても暫く取り上げていませんが、奇抜な研究報告が発表されたので紹介します。シンガポール/イスラエルの大学による共同研究です。 6種類の人工甘味料(アスパルテーム、スクラロース、サッカリン、ネオテーム、アペルファムカリウム)及びこれら人工甘味料入りの10種類のスポーツサプリメントに有毒性があることが分かった。消化器系で見…
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第1090回 人工甘味料スクラロースはインスリン感受性を損なう

スクラロースは1976年にイギリスでテイト&ライル社により、砂糖を基に開発された人工甘味料の一つで、24時間後にほぼ100%が代謝・分解されることなく排泄されるため血糖値やインスリン値にも影響を与えないといわれてます。 American Journal of Clinical Nutrition 2018年9月Vo…
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第1082回 飲酒は少量でも有害!?

お酒と健康リスクに関しては、2014/7/15 付け “第694回 適量なら酒は百薬の長!?” を最後にして取り上げていません。「適量はプラスだが、過度な飲酒は命を縮め、全く飲まねば意外と利益は無くマイナス作用する」というU字型説、つまり“酒は百薬の長されど万病の元” という故事をサポートする説に対し、「適量なら安全というのは間違い…
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