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zoom RSS 第790回 筋収縮モーターユニットの活性化(低強度 vs 高強度)

<<   作成日時 : 2014/12/01 06:48   >>

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レジスタンストレーニング歴が十分な男性の低強度負荷 vs 高強度負荷トレーニングによる筋肉の活性化を比較した研究報告です。

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European Journal of Applied Physiology
December 2014, Volume 114, Issue 12, pp 2491-2497
Muscle activation during low- versus high-load resistance training in well-trained men

目的:
神経系シグナルによる筋繊維の動員を増やすことで、瞬間的に大きな筋力を発揮できるようになり、そのためには高強度トレーニングが必要だとされていることは御貴承の通りです。
他方、低負荷で疲れきるまで行うと、筋収縮の単位(モーターユニット)のフル・スペクトルを活性化し、延いては高負荷トレーニングと同様の筋肉適応をもたらすという仮説がある。
本研究の目的は、トレーニング歴が十分な男性を被験者として、低強度負荷および高強度負荷での多関節運動中の筋電図を比較調査することである。

方法:
被験者内デザインを採用し、レジスタンストレーニング歴のある10名の若い男性に、異なる強度でレッグプレスをやってもらった。
・低負荷トレーニング群:1RMの30%
・高負荷トレーニング群:1RMの75%
トレーニングの順序は均衡を図るため、半数は低負荷を最初に、残りの半数は高負荷を最初に行い、それぞれのインターバルレストは15分間とした。
表面筋電図(EMG)を用いて、内側広筋、外側広筋、大腿直筋、及び大腿二頭筋の平均およびピーク時の筋肉の活性化を評価した。

結果:
有意な主効果が認められた(p < 0.01)
ピークEMG及び平均EMG共に高負荷トレーニング群で有意に大きかった。

ピークEMG
高負荷トレーニング群:M = 177.3, SD = 89.53
低負荷トレーニング群:M = 137.73, SD = 95.35

平均EMG
高負荷トレーニング群:M = 63.7, SD = 37.23
低負荷トレーニング群:M = 41.63, SD = 28.03

結論:
研究結果は、低強度30% 1-RMで筋トレをオールアウトしても、多関節下半身のエクササイズ実施中の大腿四頭筋とハムストリングスの筋収縮の単位モーターユニットのフル・スペクトルを最大限に活性化しないことを示している。







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