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zoom RSS 第964回 タンパク質の多い食事の利点

<<   作成日時 : 2016/09/15 13:17   >>

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動物性/植物性たんぱく質が多く含まれる食事することで、糖質など他の食事因子とは関係なく、BMIおよびウェストサイズが減少したことが、US Army Research Institute of Environmental Medicine (USARIEM)から報告されました。

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American Journal of Clinical Nutrition
First published July 27, 2016
Diets higher in animal and plant protein are associated with lower adiposity and do not impair kidney function in US adults

背景:
低たんぱく質食に比べて、高たんぱく質食は脂肪蓄積の減少およびHDLコレステロールの増加と関係している。これらの利点は特定のたんぱく源…つまり、動物性たんぱく質、乳製品、植物性たんぱく質…に起因するかどうかは分かっておらず、高タンパク質食が腎機能に及ぼす影響についての懸念も残っている。

目的:
本研究の目的は、米国の成人においてタンパク質源のトレンドが心血管代謝疾患リスクと腎機能のマーカーに及ぼす影響を評価すること。

デザイン:
2007年〜2010年に19才以上の11,111名を対象として行われた“National Health and Nutrition Examination Survey (NHANES)”のデータを使って、総たんぱく質、乳成分を含まない動物性たんぱく質、乳製品、植物性たんぱく質の摂取量を推計した。
各たんぱく源の摂取量と健康アウトカムの関連性は、性別、人種や民族、年齢、身体活動、貧困対所得比、個別の摂取量(体重1s当たりのグラム数)BMI、および主要栄養素の摂取量を調整して決定した

結果:
たんぱく質摂取量の平均値±標準誤差は一日当たり82.3 ± 0.8 gで、その内訳は動物性37.4 ± 0.5 g/、植物性24.7 ± 0.3 g、乳製品13.4 ± 0.3 gであった。

BMIとウェスト周はたんぱく質の摂取量と反比例した。
動物性たんぱく質では、BMI:−0.199 95%CI −0.265〜−0.134 P < 0.0001、ウェスト周:−0.505 95%CI −0.641〜−0.370 P < 0.0001
植物性たんぱく質では、BMI: −0.346 95%CI −0.455〜−0.237、 P < 0.0001、ウェスト周:−0.826 95%CI −1.114〜−0.538)  P < 0.0001

血中尿素窒素濃度は動物性たんぱく質(0.313 95%CI 0.248〜0.379) P < 0.0001; 10分位数1–10: 11.6 ± 0.2 to 14.9 ± 0.3 mg/dL)と乳製品[0.195 95%CI 0.139〜0.251 P < 0.0001; 10分位数 1–10: 12.7 ± 0.2 to 13.9 ± 0.2 mg/dL]のすべての分位(カテゴリー)で増加したが、植物性たんぱく質では増加しなかった。
糸球体濾過速度と血中クレアチニンはいずれのタンパク質源とも関連していなかった。

結論:
植物性や動物性タンパク質を多く含む食事は、他の食事因子とは無関係に、心血管代謝の利点…特に中央性の脂肪過多症の減少…と正相関し、腎機能の障害との関わり合いは特に認められなかった。


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