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zoom RSS 第966回 ちょっとした身体活動で血糖値や肥満が改善

<<   作成日時 : 2016/09/19 12:50   >>

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8時間の勤務時間中に、立ち上がって背筋を伸ばしたり、歩いて席を移動したり、或いはサイクリングすると、食後および24h血糖値は下がる。而も、この効果は終業後の夕方や睡眠時まで持続する。

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Medicine & Science in Sports & Exercise:
July 27, 2016
Effects of Standing and Light-Intensity Walking and Cycling on 24-h Glucose.
By 米国アリゾナ州立大学

目的 :
座り続けず立位/歩行/サイクリングを挟むと24h及び食後の血糖反応にどのように影響するか比較する。

方法:
無作為、クロスオーバー、要因試験
被験者は過体重/肥満の成人9名、年齢30±15歳、BMI:29±3
1週間の間隔を置いて8時間の就業中に立位、歩行(時速1マイル=分速27m)、サイクリング(〜2メッツ)をそれぞれ1時間当たり10分から30分(トータルで2.5時間)に増やした。
血糖値はCGMで8時間の勤務中、就業後イーブンイングタイム、睡眠時を含め24時間連続して計測した。
食べ始めてから食後2時間の血糖値を分析した(三回)
線形混合モデルを用いて条件差異テストを行った。

結果:
平均24h血糖値は、坐位中(5.7 +/- 1.0 mmol.L-1)に比べて、立位中(5.4 +/- 0.9 mmol.L-1)と歩行中(5.3 +/- 0.9 mmol.L-1)の方が低く、サイクリング中(5.1 +/- 1.0 mmol.L-1)は全群の中で最も低かった(all P<0.001).
8時間の勤務時間中および終業後イーブニングタイムでは、坐位群に比べて立位/歩行/サイクリング群の方が低くかった(P<0.001)
睡眠時はサイクリング群が全群の中で最も低かった(P<0.001)
累積食後6時間の平均血糖値は、坐位中より立位/歩行/サイクリング中の方が5〜12%低く(P<0.001)、食後6時間の統合曲線下面積における血糖値は、坐位中に比べて歩行中が24%(P<0.05)、サイクリング中は44%(P<0.001)それぞれ低かった。

結論:
8時間の勤務時間中に、座り続けず立ち上がる、或いは、軽度の活動を励行すると24h及び食後の血糖値は下がる。これら効果は終業後の夕刻まで持続する。サイクリングの効果が最も大きく且つ長く持続する。


立位に関して小学校3〜4年を対象とした米国Louisville大学/テキサスA&M大学らによる研究を紹介します。

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American Journal of Public Health
Jun 13, 2016
Stand-Biased Versus Seated Classrooms and Childhood Obesity: A Randomized Experiment in Texas

<論文骨子>
テキサス州の3つの小学校の3年生/4年生(24クラス380名)を対象に、介入群(立位デスク)及び対照群(従来型の坐位デスク)に分けて2年間の実験を行った.。年齢、BMI、人種、性別を調整すると、立位で授業を受けていた小学生はBMIパーセンタイル値が5.24%低かったことが報告されています。

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