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zoom RSS 第997回 飽和脂肪酸/動物性脂肪の摂取量と2型糖尿病リスクの関連性

<<   作成日時 : 2017/03/20 19:03   >>

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バターやチーズなど飽和脂肪酸/動物性脂肪を多く摂取すると2型糖尿病発症リスクが2倍高くなることがHarvard T.H. Chan School of Public Health/University Hospital of Sant Joan de Reusら共同研究チームから報告された。

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American Journal of Clinical Nutrition
First published February 15, 2017, doi: 10.3945/
Total and subtypes of dietary fat intake and risk of type 2 diabetes mellitus in the Prevención con Dieta Mediterránea (PREDIMED) study

背景:
食物からの脂肪摂取と心血管疾患との関連はいくつかの研究で評価されているが、糖尿病リスクへの影響についてはほとんど知られていない。

目的:
脂質の総摂取量、サブタイプ、および飽和脂肪酸を多く含む食物源と2型糖尿病(T2D)発症との間の関連性を調べた。

デザイン:
PREvención con DIeta MEDiterránea (PREDIMED)の研究データを用いて、ベースライン時に糖尿病に罹患していないが心血管疾患リスクの高い3349名の前向きコホート分析を行った。詳細な食事情報は食物頻度アンケートを使用して、ベースライン時および毎年(フォローアップ期間)評価した。
ベースラインおよび毎年アップデートされた脂肪摂取量に従って、多変量コックス比例ハザードモデルを用いて2型糖尿病のハザードリスクと95%CIを推定した。

結果:
フォローアップ4.3年の間に266件の事例が報告された。ベースラインの飽和脂肪酸および動物性脂肪の摂取は、2型糖尿病リスクと関連していなかった。多変量調整後では、飽和脂肪酸および動物性脂肪の摂取量が最も高い四分位の被験者は、最も低い四分位の被験者に比べて2型糖尿病リスクが高かった(HR:2.19; 95% CI:1.28〜3.73 P-trend = 0.01 vs HR:2.00; 95% CI:1.29〜3.09 P-trend <0.01)。
地中海食および対照群の両方において、更新された動物性脂肪の摂取量が最も高い四分位の被験者は、最も低い四分位の被験者より2型糖尿病リスクが約2倍高かった。バターとチーズ1人分の消費は糖尿病の高リスクと相関していたが、全脂肪ヨーグルトでは2型糖尿病のリスクは低くなっていた。

結論:
食事性脂肪に焦点を当てた地中海食試験では、飽和脂肪酸および動物性脂肪のベースライン時の摂取量は2型糖尿病の発症とは関連していなかったが、毎年アップデートされた飽和脂肪酸および動物性脂肪の摂取量は2型糖尿病の高リスクと関連していた。チーズとバターは2型糖尿病の高リスクと関連していたが、全脂肪ヨーグルトは2型糖尿病の低リスクと関連していた。この試験はISRCTN35739639としてwww.isrctn.comに登録されました。







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