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zoom RSS 第478回 フォアフット着地 vs 膝の怪我リスク

<<   作成日時 : 2013/06/20 06:28   >>

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「フォアフット着地」の方が「かかと着地」より膝への負荷が低いことが報告された。

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Medicine & Science in Sports & Exercise
2013 June6
Forefoot strikers exhibit lower running-induced knee loading than rearfoot strikers

目的:
膝の痛みとアキレス腱の障害は、ランナーの間で最も一般的な病訴です。
ランニング技法の違いは、下肢のオーバーユース損傷の病因に重要な役割を及ぼします。
しかし、ランナーのフットストライクのパターンが、足首や特に膝ローディングに及ぼす影響は十分に理解されていない。本研究の目的は、フォアフットストライクのランナーがかかと着地のランナーとは違った下肢ローディング特性を示すかどうかを検討することであった。

方法:
生まれつきフォアフット(19名)とかかと着地(19名)の女性アスリートを被験者として、4m/秒で3Dランニング分析を行った。関節角度およびモーメント、膝蓋大腿接触力と応力、及びアキレス腱力が分析されグループ間で比較した。

結果:
フォアフットストライカーはかかと着地ストライカーに比べ、膝蓋大腿部の接触力と応力が低かった(4.3±1.2 vs 5.1±1.1 body weight, BW; P = 0.029 and 11.1±2.9 vs 13.0±2.8 Mpa; P = 0.04)
加えて、膝前額面モーメントはかかと着地トライカーに比べてフォアフットストライカーが低かった(1.49±0.51 vs 1.97±0.66 Nm/kg; P = 0.015)
足首のレベルでは、かかと着地ストライカーに比べて、フォアフットストライカーはより高い足底屈モーメント(3.12±0.40 vs 2.54±0.37 Nm/kg; P = 0.001)とアキレス腱力(6.3±0.8 vs 5.1±1.3 BW; P = 0.002)を示した。

結論:
我々の知る限り、これはフォアフットストライカーとかかと着地ストライカー間の膝蓋大腿ローディングと膝前額面モーメントの違いを示す最初の研究である。フォアフットストライカーはかかと着地ストライカーよりも、膝蓋大腿部の応力および膝前額面モーメントのいずれも低く、ランニングでの膝の怪我のリスクを減らすと考える。
他方、足首の足底屈とアキレス腱ローディングの並列増加は、足首や足のけがのリスクを高める可能性がある。

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