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zoom RSS 第585回 ランニングシューズ vs 傷害発生率

<<   作成日時 : 2013/12/22 11:08   >>

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ニュートラルシューズ(Nike Pegasus 28)、パーシャルミニマリスト(Nike Free 3.0 V2)、フルミニマリスト(Vibram 5-Finger Bikila)を比較実験した結果、傷害が最も少なかったのはニュートラルシューズだった。

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British Journal of Sports Medicine
Dec19 2013
Examining injury risk and pain perception in runners using minimalist footwear

背景:
本研究では、ミニマリストシューズがレクリエーションランナーの傷害発生率と痛覚に及ぼす影響を検討する

方法:
体重のかかり方がニュートラル若しくは内側/外側に偏る103名のランナーを被験者として、
ニュートラルシューズ(Nike Pegasus 28)、パーシャルミニマリスト(Nike Free 3.0 V2)、フルミニマリスト(Vibram 5-Finger Bikila)を無作為に割り当てた。12週間に亘る10km走を始める前に、トレーニング履歴および障害履歴を調べると同時に身体測定を実施した。
主要評価項目には、足と足首が動作している状態での、傷害発生数、足と足首の能力低下評価、部分的/全体的な疼痛への視覚的アナログスケール疼痛評価尺度が含まれている。

補足説明
走行中に着地した際に、ニュートラル、内側(オーバープロネーション)、外側(アンダープロネーション)のいずれかに体重(比重)がかかります。
内側及び外側への極端な偏りは、足首に大きな衝撃を加えるため、足首や膝を痛める原因となります。
ニュートラルシューズ(Nike Pegasus 28)は1番目の写真、パーシャルミニマリスト(Nike Free 3.0 V2)は2番目、フルミニマリスト(Vibram 5-Finger Bikila)は3番目です。

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結果:
実験を全うしたのは99名で、その内23名の傷害が報告された。
傷害がもっとも低かったのはニュートラルシューズ(Nike Pegasus 28)で、最も多かったのがパーシャルミニマリスト(Nike Free 3.0 V2)だった。
12週間の実験期間を通して、傷害発生率はパーシャルミニマリストが有意に高かった。フルミニマリスト群では、”すね“と”ふくらはぎ“により大きな痛みが報告された。

結論:
ミニマリストシューズは、特に脛とふくらはぎの痛みに伴い、怪我をする可能性が高まるものと考えられる。臨床医は、10km走をしようとするランナーにミニマリストシューズを奨める際には、注意喚起すべきである

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エクスパートの間では、ミニマリストシューズに履き替える際には、2〜3ケ月かけて徐々に慣らしていくのが常道だが、この研究ではいきなり替えているという点を指摘するコメントもあります。













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