第1168回 ここがおかしい!新型コロナ報道

PCR検査の陽性者=感染者ではない!!

keep it real.jfif


『新型コロナウイルスの国内感染者が29日、新たに809人確認され、累計10万人を超えた』…10月30日の朝日新聞1面のトップ記事です。
これは陽性者数であって感染者数ではありません。
西村大臣、小池都知事、NHK、保健所までもが“陽性者=感染者=患者”と一括りして間違った発言をしています。

第1166回 インフルエンザワクチン接種の有効性?”で「感染・発病・重症化の定義(厚生労働省)」について触れましたが、インフルエンザウイルスが口や鼻あるいは眼の粘膜から体の中に入ったウイルスは細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいます。 ウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が出現します。この状態を「発病」といいます。発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。

補足説明すると、インフルエンザウイルスが口や鼻あるいは眼の粘膜から体の中に入ることを”暴露”と言いますが、陽性反応者=暴露者+感染者です。
陽性反応の暴露者の中には、ウイルスが単に体の中に入っただけで感染していない人だけでなく、“少し前にいた形跡がある”、つまり、“免疫にやっつけられて破壊されたウイルスの残骸が出てきただけの人”も含まれます。

因みに、発症とは病気として症状を認めることであり、発症した感染者を患者と言います。

一例として、日常の生活を営む中で風邪のウイルスは常にのどや鼻にいます。しかし、体調不良やダイエットのための過度の食事制限や運動による慢性的なストレスなどで免疫低下が生じない限り、感染や発症に至りません。
ウイルスが体内にいる状態だけの状態を感染=病気とするなら、国民のほぼ全員が風邪をひいていることになります。

因みに、検査結果が陽性反応であっても、無自覚・無症状あるいは軽症が特に若い人たちの間で多く見られますが、その理由として“暴露者であること”、“不顕性感染で通常症状が出ないまま(主に自然免疫系の働きで)治っていること”、“T細胞という免疫細胞の中には抗体を産生するB細胞を活性化させるヘルパーT細胞や、ウイルスに感染した細胞を破壊してウイルスの増殖を抑制するキラーT細胞などがあります。T細胞には抗体に依存しない免疫機能があるため、仮に抗体がSARS-CoV-2にあまり有効でなくても一定の免疫機能が期待できる可能性があること”などが考えられます。
もちろん、3密・マスク着用・うがい・手洗いといった公衆衛生的な手法に一定の効果があることを否定するものではありません、

まとめると、
「PCR検査で陽性反応=体内にウイルスがいる」ことだけで感染と言ってはいけない。
徒に国民の不安を煽るだけだ!

この記事へのコメント